次は客室。

居住性とプライバシーを高めるため、この船では従来の雑魚寝タイプの大広間の部屋が廃止され、ツーリストA(旧2等寝台)が最も安い部屋となっています。

そのぶん、旅客定員が減ったかというとそういうことはなく、客室下層をすべてこのツーリストAにしたことで、旧すずらん、すいせんの507名から603名に増加しています。
雑魚寝部屋→寝台部屋で運賃が上がって、乗客数が増える…ということは収益増!?(笑)
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ツーリストA区画の通路の両脇にベッドが並んでいます。
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上段と下段の入口を互い違いにした2段ベッドで、太平洋フェリーのB寝台や名門大洋フェリーの2等洋室と同じタイプ。
ただ、カーテンは、他社が上下に稼動するシャッタータイプであるのに対し、こちらはふつうのカーテンが使用されています。
座席は乗船時に指定されます。

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上の画像は従来のタイプで、
・上段への昇り降りが梯子ではなく、階段式なので安全性は高い
・旧タイプだと2段ベッドの向かい合わせなので、知らない3人と顔を合わせる機会があったのが、このタイプだと1人で済む
・ベッドの横方向が隣のベッドと離れているので、音が気になりにくい
等改善されています。

各ベッドには、布団、枕、シーツが備え付けられていて、ベッドとベッドの間にある棚が荷物置き場となっています。
上段ベッドの棚は1段、下段ベッドの棚は2段となっているのは、ベッド位置の優劣!?の差を補っているのでしょうか。
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棚をよく見ると、ベッド側に穴が開いており、カーテンを閉めた状態でベッドの中から荷物を取り出せるようになっています。
こういう細かい配慮はいいですね。
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プレスリリース等では「雑魚寝部屋廃止」との宣伝されていますが、部屋自体は29名定員の部屋が1室のみ残っています。
運賃表に記載されていないことからすると、団体ツアー客用に販売される部屋か何かでしょうか。

ちなみに、新日本海フェリーHPの運賃表を見ると、舞鶴~小樽航路のほうの雑魚寝部屋も記載がなくなっています。
こちらにあわせて一般販売をやめてしまうとか!?