ステートルームの紹介の続き。
こちらは2名定員の洋室タイプの部屋で、プルマンベッドがない点以外は4名定員の洋室とほぼ同じ造りとなっています。
テレビはテーブルの脇、冷蔵庫の上にあり、4名部屋と違って適度な高さ。
ただ、すべてインサイドにあるため、採光用の窓はあるものの海は見えません。
ステートルーム(旧1等室)クラスのインサイド部屋のある新潟~小樽航路のらいらっく、ゆうかり、舞鶴~小樽航路のあかしあ、はまなすでは対面する部屋と視線が合わないように衝立が設けられていました。
下の画像はらいらっく、ゆうかりのもの。
この船では、その衝立がなくなり、代わりに窓が正面から斜め45度ほど、船首側に角度がつけられています。
正面の部屋が見にくく(逆にいうと見られにくく)なったよう。
窓から外を見ると、角度が付いているため、正面以外の部屋の中は見えません。
船首側の通路の窓から見るとこんな感じ。
衝立がなくなったのは改善としても、ツーリストAの一部はアウトサイドにあって海が見えるのに、それよりも運賃が高いこの部屋からは見えないというのは不公平感があります。
続いて、ちびっ子がいる家族での利用に向いている和室タイプの部屋。
客室の広さとしては洋室4名部屋と同じです。
ドアを開けたところの踏み込みで靴を脱いであがると、フローリング、左手にトイレ、その奥に畳敷きの部屋があります。
畳は四畳半敷きで、定員は3名と変わりませんが、旧すずらん、すいせん等比べるとかなり広くなっています。
クローゼットはあるもの、押入れはないため、就寝時以外は布団はたたんだ状態で部屋に置くことになります。
見学時は気づかなかったのですが、テレビ台の下にスペースがあります。
布団を押し込めるようになっているのかも。