(注)こちらで紹介している「さんふらわあふらの」は、平成29年5月に引退した旧船のほうです。新造船のほうは別記事で紹介していますのでそちらをご覧下さい。

北海道からの帰りは、商船三井フェリー株式会社の「さんふらわあふらの」に乗船。
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今はない東日本フェリー株式会社の「へすていあ」として1993年に建造された船で、2007年に移籍し、「さんふらわあふらの」に改名されました。

旅客設備が簡素化されている深夜便の2隻は置いておいて、商船三井フェリー夕方便のもう一隻の「さんふらわあさっぽろ」とも、20年ほど使われている船なので、中に入ると古さを感じます。
それでいて、発着時刻や港までの交通費等を総合的に考えると、他社の北海道行きフェリーを利用する場合と料金はあまり変わらないため、割高感があります。

徒歩客の乗船口から案内所のある階へ上がるエスカレーター。

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船の客室がある最下層とフェリーターミナルの乗船口の高さが異なるため、船に乗り込んだ後にエスカレータで一階層上がることになります。
エレベータも設置されているので、足の不自由な人や車いす利用の人も船への乗船は可能です。
ただ、バリアフリー対応の他社の最近の船と違い、対応トイレは設置されているものの、移動できない階があったり、客室が対応していなかったりするので、乗船を検討される際は、しっかりと事前確認したほうがよいでしょう。

エントランスホールにある案内所。

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ホテルのフロントみたいなもので、船内の案内や、ドライヤーや双眼鏡、個室向けDVDの貸出もしています。

案内所の左右には売店とシアタールームが。

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北海道や茨城県の土産物や船旅で使いそうな日用品、食料品が売られています。

シアタールーム。

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乗船中二回映画が上映されます。

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個室のテレビでも同時に放映されるので、個室利用者は部屋でも鑑賞できます。

中央の階段を挟んだ反対側に並ぶコインロッカー。

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コイン返却式なので何度でも出し入れが可能。
料金の安い雑魚寝部屋や寝台部屋は共用部屋なので、貴重品はここに預けておくのが無難です。

最近では、航海中に船内でイベントが開催されるフェリーが散見されます。

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開催頻度は毎晩のところもあれば、この航路のように月数回のみというところもあります。

中央の階段の周囲にはソファーがいくつか置かれています。

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レストスペースはここと最上階のラウンジのみで、同じ夕方便の「さんふらわあさっぽろ」と比べるとも少ないです。

ミーティングルーム。

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右側部分がキッズルームとなっています。
部屋の隅には遊具が置かれていますが、壁や床はクッション材で保護されていないので、元気はほどほどに。

ゲームコーナー。

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2区画分のスペースにスロットやクレーンゲーム等の様々なゲーム機が置かれています。
利用者の姿を見ることはほとんどなく、航行中ずっと解放されているので、電力の無駄遣いをしているように感じます。

商船三井フェリー「さんふらわあふらの」その2
商船三井フェリー「さんふらわあふらの」その3

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