「さんふらわあふらの」のパブリックスペースのほうは…
展望浴場の脱衣所は、旧さんふらわあふらのや旧さんふらわあさっぽろと比べて狭くなりました。
脱衣ロッカーが手前と奥の2カ所、中央に冷水を飲める設備、右に洗面台があります。
脱衣ロッカーは100円硬貨返却式に。
洗い場は、他社フェリーと比べても相当広かった旧さんふらわあさっぽろのそれと比べるとかなり狭く、旧さんふらわあふらのよりも少し狭く、個々のブースの数も減っています。
良くなったのは、水はねを防ぐ仕切りが付いたことと、仕切りの角に起居動作の補助となる取っ手が付いたくらい。
浴槽は、旧さんふらわあさっぽろと同じくらいの大きさ。
旧さんふらわあふらのと比べると狭くなっています。
丸窓の奥にサウナルームがあります。
サウナルーム。
サウナルームの窓から海が見えるのは、旧さんふらわあふらの、旧さんふらわあさっぽろから改善されたところ。
次は、船内唯一の飲食設備「レストラン」。
朝昼夕ともバイキング形式とのことです。
旧さんふらわあさっぽろと比べると明るい雰囲気のレストランになりました。
しかし、テーブル間は旧さんふらわあさっぽろ、旧さんふらわあふらののものよりも詰まっているので、利用すると窮屈に感じるかもしれません。
料理が並ぶスペース。
旧船と違い、バイキングを前提とした造りになっています。
レストラン内にドアや伸縮式の仕切りがついています。
案内の人に聞いたところ、レストランの営業時間外に、これらを閉じて、
案内所から続くL字型の部分をくつろぎスペースとして開放するのだそうです。
かつての関西汽船やダイヤモンドフェリーと同じような形態。
パブリックスペースを効率的に使うことができるいい方法だと思います。
窓際の部分も開放されます。
ショップ。
コンビニみたいなもので、土産物や食料・飲料、船内で利用する日用品、雑誌が取り扱われるようです。
まだ商品も並んでいない状態でした。
給湯室には、給湯器と冷水機が。
旧さんふらわあふらのにあった電子レンジはこの船にはないようです。
レストランを利用せず、食料を持ち込む場合、電子レンジがあると食事のバリエーションが増えてありがたいのですが。