北海道~利尻島、礼文島、奥尻島間を航路とするフェリーを運航するハートランドフェリー株式会社は、1960~1970年代に利尻島や礼文島を船舶を利用して訪れた「カニ族」を対象に、当時の写真を提示すると乗船割引が適用される企画を6~10月にかけて実施するそうです。
「カニ族」とは、当時、若者の間で大きなリュックを背負い全国を旅するのがブームで、リュックを背負ったままだと列車の通路や改札等を前向きに歩くことができず、カニのように横歩きをして通っていたことから付いた呼称。
現在は、アクティブシニアと呼ばれる仕事や趣味に意欲的な高齢者の訪問を期待しての企画で、本人がターミナルや船を背景に写り、同航路を利用したことが分かる写真を持参することが条件。
ミツバチ族やチャリダー向けの割引企画をしてくれるフェリー会社が出てくるといいな、と。
(2019.06.30追記)
ハートランドフェリー株式会社のサイトにおいても、6月26日にプレスリリースされ、詳細内容が判明しました。
・当時、船内で対応したマリンガールが期間限定で復活
・当時、カニ族として島に渡った際の写真を提示することで、復刻版の硬券(2種)を進呈
・孫を連れて行くとオリジナルグッズをプレゼント
当時のマリンガール復活って…おばあさん!?