神戸ベイクルーズ株式会社の遊覧船に乗って神戸港を遊覧。
使用船舶2隻のうち、今回乗船したのは御座船安宅丸のほう。
1986年(昭和61年)に両備グループが瀬戸大橋開通を記念して就航させた遊覧船で、2011年(平成23年)4月より東京湾に遊覧として東京都観光汽船に貸し出されていましたが、新型コロナウイルスの影響により2021年5月で運航を終了。2021年10月16日より神戸港遊覧船として運航されています。
御座船は、江戸時代に参勤交代等で将軍や大名が使用した御座のある豪華な船のことで、この船は、三代将軍徳川家光公が自船として建造させた「安宅丸(あたけまる)」をモチーフにしています。
船内に施されている和の装飾は、2017年にJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」等の車両デザインで知られる水戸岡鋭治氏の監修で改装されたもの。木をふんだんに使い、幕や暖簾が配され、古今東西の様式を曼荼羅のように組み合わせたデザインが特徴。
1階前方、舞台のある御座の間。
1階後方、後楽の間。
2階、貴賓の間。
展望デッキ。
遊覧船はメリケンパークから出港、左回りに湾内をぐるっとまわります。
こちらは同じコースの遊覧を行っている神戸シーバスの「boh boh KOBE」
海技教育機構の実習船「銀河丸」
帆船「日本丸」
神戸ベイクルーズのもう一つの使用船「ロイヤルプリンセス」。
まず右手に見えてくるのが、川崎重工業神戸造船所。
海上自衛隊の潜水艦の姿が。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)の船。
2014年に引退した東海汽船(熱海~伊豆大島)の高速ジェット船「セブンアイランド夢」を発見。
川崎重工業神戸造船所の浮きドック。
その先の三菱重工業神戸造船所にも建造中の「たいげい型潜水艦」が。
遠くに見えるのは神戸空港。
中央に管制塔が確認できます。
神戸港第一防波堤東灯台。
壁面に「神戸港」と大きな文字が書かれているのが特徴。
宮崎カーフェリー(神戸~宮崎)の「こうべエキスプレス」」
ファースト・パシフィックキャピタルの日本最大のレストラン船「ルミナス神戸2」
神戸ポートタワーはリニューアル工事中。
メリケンパークに帰港。