この旅の目的はこれでした。
ほたるいかミュージアム。
滑川市にあるホタルイカの博物館。上から見ると建物もイカの形をしています。
年中営業していますが、生きているホタルイカが見られるのは3月下旬から5月末までのホタルイカ漁のシーズン中だけ。
施設内のライブシアター。
網がかけられた水槽にほたるいかが放流されていて、部屋の照明を真っ暗にしてから、網を引っ張って水槽のほたるいかを刺激して(要するに怒らせて)発光させるというもの。
開演時は撮影禁止なので写真は撮れませんでしたが、水槽の中でたくさんの青色LEDが光っているようでした。
こちらは滑川沖水深333mから汲み上げられた深層水が入った水槽。
水槽のあちこちに高価なズワイガニが放流されています。
が、入場者はカニには目もくれず、みなホタルイカの水槽に集まります。
水槽の縁には「食べないでください」の文字。
新鮮なホタルイカを食べてしまう人がいて、水槽が空っぽになってしまわないように書いているわけではありません。
寄生虫の心配があるためで、生で食べることはできないのです。
手の平にのせると体に溜めた水を吐き出し、噛みついてきます。
でも、痛いというほどではないので大丈夫。
見て触ったあとは…..食べます。(笑)
併設のレストラン「光彩」へ。日本海を見渡せる眺めのいい場所でホタルイカ料理が食べられます。
ちょっとリッチに「ほたるいか御前」を。
この時期だけのメニューで、ホタルイカの刺身に、天ぷら、酢味噌、沖漬けが味わえるもの。
ここで使われている食材、ひょっとして館内で放流されているホタルイカが弱ってきたり、息絶えた後に使われているのでは??と思い、従業員の人に聞いてみましたが、そうではなく、放流されているものは水族館用の餌になるそうです。
ちょっともったいないようにも思え…。