※同型船である「フェリーどうご」「フェリーしまんと」「フェリーりつりん」も、こちらで紹介しているものと客室や船内設備は同じです。
オーシャン東九フェリー「フェリーびざん」には、パブリックスペースのくつろげる場所としてフォワードロビー、リラクゼーションスペース、エントランスホール の3区画があり、これらに挟まれるように客室が配置されています。
こちらはフォワードロビー。
船首にあり、壁際にソファとテーブルが並び、窓際の腰掛けには座布団が置かれています。
夜は外に光が漏れないようにカーテンが閉められます。
座布団に腰掛けると、逆方向になるため窓の外の景色は見えず、外が見えるように座ろうとすると正座することになるというちょっと変わった造り。実際に正座して記念写真を撮っている人もいました…。
中央のリラクゼーションスペースは、可動式のリクライニングチェアと大型テレビが設置されています。
とても快適な椅子で、風呂上がりに熱冷ましのために座っていたら、いつの間にか寝てしまいました。
テレビの後ろにも、テーブルと椅子が並べられています。
エントランスホールは、中央の飲食スペース「オーシャンプラザ」と両端の「オーシャンラウンジ」からなる、船内で最も広い空間。
オーシャンプラザは、レストランと違って、営業時間終了後に閉鎖されることもなく、24時間開放されているため、食事利用以外の時間帯もくつろぎスペースとしても利用できるようになっています。かつての関西~大分・別府航路のフェリーのよう。
対面する形に配置されている席もありますが、視線が合って気になったりしないよう半透明な仕切り板が設置されています。
オーシャンラウンジは、窓際のカウンター席、テーブル席からなります。
こちらは右舷側。