※「らべんだあ」と「あざれあ」は姉妹船(同型船)であるため、客室や船内設備は同じです。ここでは主に「らべんだあ」の画像を使って紹介しています。
新日本海フェリー「らべんだあ」「あざれあ」の客室は、個室のスイート、デラックスA、ステートAと半個室のツーリストS、相部屋のツーリストA、Cの5クラスあります。ここでは引き続きステートクラスの客室を紹介します。
和洋室タイプは、ベッド2つと折りたたみ式ベッド(マットレス)2つからなる4名定員の個室で17㎡の広さ。
手前のベッドの途中から先の絨毯敷きの床は靴を脱いで上がるようになっています。
液晶テレビは中央の壁に掛けられ、その奥にテーブルが。
テーブル周りには、湯沸かしポット、茶器セット、ティッシュペーパー、ドライヤーが備わります。
折りたたみ式ベッド(マットレス)は、起きている間は奥のマットレスをたたんでソファとして使えるようになっています。
ソファの座面は、窓の外が見える適度な高さになっており、そして、船の進行方向に向かって座れるように配置されています。
下の画像がマットレスを広げた状態。
室内は広く、ほとんどの部分が靴を脱いで過ごせるのでちびっ子連れの家族に向いた部屋と言えます。
ドア近くには、クローゼットと下に冷蔵庫。
(クローゼット)
シャワールームやトイレ、洗面所のある水回り部屋は、先に紹介したツインと同じ造りとなっています。
続いて、ウィズペットルーム。
近年就航するフェリーで採用されている、ペットと一緒に過ごせる個室で、船内に2部屋あります。
ペットがいる都合、ウィズペットルームは他の客室から離れた船尾近くの区画にあります。
部屋の造りはツインと同じで、床が絨毯敷きではなく、汚れても清掃しやすいマット敷きのものとなっているのが特徴。
部屋の奥からドア側を見た様子。
運賃は、一般のステートルームの利用料金に加えて、ウィズペットルーム利用料金が別途必要となります。
料金は乗船時期によって変わり、10,900円(閑散期)~17,200円(繁忙期)。
ペット1匹に人間の3分の2の料金…高いか、安いかは利用する方の判断で。
こちらの部屋も、シャワールームやトイレ、洗面所のある水回り部屋はツインと同じ造りです。
ペット連れで乗船する場合は、ウィズペットルームを利用する以外に、ペットールーム(2,100円~2,400円)に預ける方法があります。
下の画像がペットルーム。
ペットの相部屋みたいなイメージで、ウィズペットルーム近くの船尾の区画にあります。
ケージ内に18時間ずっといるのは窮屈という、わんこ達はこちらで息抜きを。
4月から10月の間に利用期間が限定されますが、外部甲板に設けられたドックフィールドで遊ばせることができます。
ドックフィールドは船尾、ウィズペットルームの脇の通路から出たところにあります。
ドッグフィールドは、緊急離着陸用のヘリポートを兼ねています。