太平洋フェリー「きそ」の6デッキ(客室層の2階)にあるパブリックスペース(ラウンジ、ピアノステージ、プロムナード等)の紹介です。
ラウンジ「サザンクロス」。
毎晩、開催される無料のラウンジショーは太平洋フェリーの最大の売り。
ある日の出演者「水谷直美さんとザ・サウンドスピリッツ」の歌と演奏。
かつては多くのフェリーにあったラウンジも、廃止されたり、規模が縮小されたミニステージに代わり、本格的な設備があるのは太平洋フェリーの「きそ」「いしかり」のみとなりました。
中層階のカフェ「マーメイドクラブ」前にある「ピアノステージ」では、午前、午後の2回ピアノショーが開催されます。
2等和室を基本割り当てとする団体ツアー客のくつろぎスペースとして考えてのことか、椅子やテーブルがたくさん置かれているので、座る場所に困ることはないでしょう。
マーメイドクラブと反対の右舷側のくつろぎスペース。
中央にあるブースは、当初はビール、ウイスキー等が提供されるオープンバー「ドリンクハットボラボラ」として営業されていましたが、程なく廃止に。
現在は給湯室となっています。
中でポーズをとると気分はバーテンダー。
マーメイドクラブ奥にある、椅子とテーブルが並ぶ広い展望通路「プロムナード」。
「ドリンクハットボラボラ」跡の右舷側奥にある、開かずの間「ローズルーム」。
中はこのような感じで、奥の扉を隔ててレストランと繋がっています。
会食や会議を用途として造られた予約制の部屋です。
航海中、船外に出ることも可能です。
先代「いしかり(2代目)」のように最上階屋上のトップデッキには上がれませんが、高速フェリーではないため、歩き回れる範囲は広いです。
就航当初は椅子やテーブルが置かれていましたが、いつからかなくなりました。