「すずらん(2代目)」「すいせん(2代目)」は、「すずらん(初代)」「すいせん(初代)」の代替船として2012年に就航した、敦賀(福井県)~苫小牧(北海道)間を航路とする新日本海フェリー株式会社の姉妹船(同型船)です。
先代「すずらん(初代)」「すいせん(初代)」と同じ高速フェリー型で、舞鶴~小樽間航路の同社「あかしあ」「はまなす」で導入されたCRP配置ハイブリッド型ポッド推進システム(通常のディーゼルエンジン駆動のスクリューの後ろにある舵に、もう一つの電動式スクリューを付けた「ポッド推進装置」があり、2つのスクリューを互いに逆回転させることで高出力を生み出す仕組み)を搭載し、20時間で目的地に到着します。
外観デザインや内装の質感は、先代すずらん、すいせんには及ばないものの、フェリー初の露天風呂やカップ麺コーナー、ドックフィールド等、他フェリー会社でもこれまで見られなかった新たな試みが所々で取り入れられているのが特徴。同社の現行フェリーの中では、最も客室とパブリックスペースのバランスがとれており、関西圏や東海圏から北海道に渡るにはイチオシのフェリーです。
「すずらん」「すいせん」の船内の様子は、以下のページで詳しく紹介しています。
・すずらん、すいせん(ツーリストA)
・すずらん、すいせん(ツーリストS)
・すずらん、すいせん(ステートA)1
・すずらん、すいせん(ステートA)2
・すずらん、すいせん(デラックス)
・すずらん、すいせん(スイート)
・すずらん、すいせん(レストラン等)
・すずらん、すいせん(浴室等)
・すずらん、すいせん(パブリックスペース)1
・すずらん、すいせん(パブリックスペース)2
・すずらん、すいせん(バリアフリー対応客室等)
全長 | 224.5m |
全幅 | 26.0m |
総トン数 | 17,382t |
旅客定員 | 613名 |
車両積載台数 | 乗用車58台、トラック158台 |
造船所 | 三菱重工業長崎造船所 |
- 2021年6月より、レストランがカフェテリア方式から、セルフオーダーシステムに変更になりました。