※「はまゆう」と「それいゆ」は姉妹船(同型船)なので、客室や船内設備は同じです。

東京九州フェリー「はまゆう」「それいゆ」の浴室等の水回りのパブリックスペースを紹介します。

ツーリスト、ツーリストSの客室には客室内に浴室がないため、洗面所やトイレ、浴室は共用設備を利用することになります。
大浴場は広くて、海を眺めながらゆったり浸かれるので、個室利用の方にもおすすめです。

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「ゆ」の暖簾をくぐると脱衣所。
脱衣所の中央に背中合わせになった100円返却式のコインロッカーがあり、ここに着替えや脱いだ服等を入れます。

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浴室は窓際に浴槽、反対側に洗い場が並びます。

浴室は、同じSHKライングループの「らべんだあ」「あざれあ」と同じ造りで、浴槽はこちらのほうが少し広いようです。旅客定員が半分で、浴室の広さは変わらないということは、かなり広さに余裕のある浴室ということになります。

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洗い場には、ボディーソープとリンスインシャンプーが備え付けられているので、タオル1枚あれば利用できます。
浴槽・洗い場とも、移動や座り・立ち上がりの補助となる手すりが設置され、バリアフリーに対応しています。浴室奥の右の扉はサウナ室の出入口で、室内の窓からは露天風呂越しに海を見ることができます。

そして、サウナの隣にはSHKライングループ名物の露天風呂。
「らべんだあ」「あざれあ」とほぼ同じ造り、大きさをしています。

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船外から見る露天風呂。
天井を覆うものはなく、ほぼ一面透明のアクリル板が張られていて開放感があります。

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国内にフェリーは多々ありますが、露天風呂があるのは「はまゆう」「それいゆ」と新日本海フェリーの4隻、阪九フェリーの2隻だけ。レアな設備なので、乗船する機会があれば、利用してみることをおすすめします。

「らべんだあ」「あざれあ」の脱衣所より少し小さくした代わりに、そのスペースを使って設けられたのがシャワールーム。
SHKライングループのフェリーでは初の設置です。

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シャワールーム内に脱衣スペースはなく、浴室の脱衣所と共用することで合理化されています。

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浴室、シャワールームとも、入浴可能時間は、乗船日は深夜1:30まで、翌日は8:00から入港前の20:00までとなっています。

こちらは共用の洗面所。
奥のトイレはウォシュレット式で、便座等の消毒用クリーナーも備え付けられています。

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この奥にトイレがある区画とコインランドリーがある区画があります。

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コインランドリーは男女別に分かれているので、女性の方も利用しやすいと思います。
ランドリーコーナーには洗剤の自販機もあり、洗濯物と硬貨を持っていけば船内で洗濯ができます。