※「はまゆう」と「それいゆ」は姉妹船(同型船)なので、客室や船内設備は同じです。
東京九州フェリー「はまゆう」「それいゆ」のパブリックスペース(レストラン等)を紹介します。
同じSHKライングループの新日本海フェリーでは、レストラン、グリル、カフェの3カ所で食事が摂れましたが、「はまゆう」「それいゆ」では、レストランに集約されています。
細長い区画のレストランは、右舷側にあり、外の景色を眺めながら食事を摂ることができます。
カウンター席と対面席が半々くらいの割合で設置されています。
混雑時は対面席が不足するそうで、席空き待ちの乗客にはポケベルが渡され、順番が来ると呼ばれる仕組みになっています。空くまで立って並ばなくてすむありがたいシステムです。
SHKライングループの新日本海フェリーや阪九フェリーでは、カウンターに並んだ料理から好きなものをトレーにとって精算するカフェテリア方式でしたが、東京九州フェリー「はまゆう」「それいゆ」ではセルフオーダー式と呼ばれる方式となっています。
各自のテーブルに置かれているタブレット端末を使って注文。
各席にはコロナ感染対策として、アルコールタオルが設定されています。
レストランは、朝食・昼食・夕食以外に乗船日の深夜に夜食営業もしているのは新しい試み。
夜食営業では酒の肴となるような料理が提供されます。
各営業時間は、朝食8:00~9:00、昼食12:00~13:00、夕食18:00~19:00、夜食23:00~1:00。
できあがった料理は給仕が席まで運んでくれます。
陶器の食器が使われており、料理の質も上がっているような気に。
ビール、コーヒーは、レストラン内に設置されている自販機で購入し、自分で注ぎます。
精算は、退席時にセルフレジで行います。
クレジットカードも利用可能なタイプ。
昼食時間帯には、外部甲板でバーベキューコーナーを楽しむことができます。
船で火は使えないため、ホットプレートを使用。
屋根付きなので、雨を気にせず楽しめます。
コース料理が楽しめるグリルはありませんが、レストランでは特別メニューの御膳や神奈川産ブランド牛肉を使ったプレミアムBBQプランが用意されています。
案内所と併設される売店では、発着港の土産物や菓子、おつまみ、飲料、日用品等が売られています。
インスタント食品やパンも取り扱っているので、こちらで購入してパブリックスペース等で食事を摂ることもできます。
自販機コーナーには、アルコール類、清涼・炭酸飲料、アイスクリーム、カップヌードルが売られています。
自販機横には給湯器があるので、インスタント食品を持ち込んで船内で食べることも可能。