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新日本海フェリー あかしあ、はまなす(3代目)

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あかしあ、はまなすは2004年7月に就航した舞鶴~小樽間を航路とする新日本海フェリー株式会社の姉妹船です。同社の敦賀~苫小牧航路のすずらん、すいせんと同じ高速フェリーですが、航海速力が31.5ノットとさらに上がり、これまで約29時間要していた舞鶴~小樽間を約9時間も短縮し、20時間で到着することができるようになりました。

この高速航行をさせるために、通常のディーゼルエンジン駆動のスクリューの後ろにある舵に、もう一つの電動式スクリューを付けた「ポッド推進装置」があり、2つのスクリューを互いに逆回転させることで高出力を生み出す世界初の「CRP配置ハイブリット型ポッド推進システム」を採用しています。また、国内フェリーでは最長となる224.5mの全長を持つことも特徴です。(2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2011年乗船)

客室は、個室のスイートルーム、デラックスルームA(洋室、和室)、ステートルームB(洋室、和室、和洋室)、半個室のツーリストS、相部屋のツーリストAの5クラス。
スイートルームとデラックスルームには、すずらん、すいせん(初代)で廃止された専用テラスが復活しています。ステートルームは、インサイドルームだと海は見えませんが、らいらっく、ゆうかりと同様に吹き抜け構造となっていて、外光が入りますし、外が見える分、太平洋フェリーの「いしかり」や「きそ」より良いです。
ツーリストAは、就航時は写真のような昔ながらの2段ベッドでしたが、途中で改装され、最近のスタンダードとなっているセパレート式の2段ベッドとなっています。
ツーリストA(和室) ツーリストA(寝台) ツーリストS
ステートB デラックスA ロッカー

 

食事ができる施設としては、カフェテリア形式のレストラン、コース料理が楽しめるグリル、軽食を扱うカフェの3種類があります。
この他、土産物やスナック菓子、おつまみ、アルコール類等を売っている売店、清涼飲料やアルコール飲料、ニチレイの冷凍食品を扱う自販機、給湯室もあるので各自の旅のスタイルに合わせて利用できます。
レストラン カフェ グリル
売店 給湯室 自販機コーナー

 

大浴場はサウナ付き。すずらん、すいせん(初代)と比べると浴室、浴槽とも広いものになっています。脱衣所には100円返却式のコインロッカー、洗い場には石鹸、シャンプーが備えられているので、タオルと100円玉だけ持っていけば利用できます。
船首にあるくつろぎスペース「フォワードサロン」、下階にほぼ同じ造りの喫煙スペース「スモーキングルーム」があります。スモーキングルームは、あかしあ、はまなすを最後に以降の同社フェリーでは廃止されています。船のサイドにある「プロムナード」は、あかしあ、はまなすから片側1カ所のみとなりました。
コンファレンスルームは映画や船内イベントが開催されるスペース。今ではプロの歌い手や演奏家によるイベントが開催されていますが、当初はそのようなものはなく、船員が勤務時間外に有志でサックスショーを開いてくれてました。
船尾の外部甲板「オープンデッキ」は、すずらん、すいせん(初代)と同様、ほとんど屋根に覆われていますが、中央部の天井が高い造りになり、窮屈感は軽減されたように思います。すずらん、すいせん(初代)にあったジャグジーやサウナルームは廃止されています。
大浴場 フォワードサロン スモーキングルーム
コンファレンスルーム 船員によるサックスショー オープンデッキ

 

このほか、ビデオが見られる個室のビデオルーム、エアホッケー等のあるゲームコーナー、チルドレンルーム、マッサージルーム、コインランドリー等の設備があります。

 

あかしあ、はまなす(2004年就航)
全長 224.5m
全幅 26.0m
総トン数 16,810t
旅客定員 746名
車両積載台数 乗用車65台
トラック158台
造船所 三菱重工長崎造船所
※2012年4月1日より、船室呼称が「特等室A→デラックルームA」「特等室→デラックスルームB」「1等室→ステートルームB」「S寝台→ツーリストS」「2等寝台→ツーリストA寝台」「2等和室→ツーリストA和室」に変更されました。併せて、ツーリストAは階段式のセパレートタイプの寝台に改装されました。
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