旅好き作者が訪れた全国の温泉や名所等を紹介

阪九フェリー やまと

やまとは、2003年に「ニューはりま」の代替船として神戸港~新門司港航路に就航した阪九フェリー株式会社のフェリーで、同じ航路の「つくし」は姉妹船になります。グループ会社の新日本海フェリー株式会社と同様、船の質感が高く、同じ関西~新門司航路を持つ名門太平洋フェリーの船と比べても、頭一つ抜きんでた感があります。

乗船時は、客室にまだ喫煙部屋と禁煙部屋が存在していて、2等指定Aにあっては通路を挟んで喫煙・禁煙が分かれているため通路が煙草臭く、臭いが禁煙室の中にまで入ってくるという不十分な分煙対応でしたが、現在は喫煙スペースを除く船内すべての客室・パブリックスペースが禁煙となっているので安心して乗れるでしょう。

関西~九州航路のフェリーは、翌朝早朝に到着するものが多いため、すぐに下船せずに船内でゆっくり船内で過ごせるサービスを行っているところがあり、阪九フェリーも「ゆっくりステイ」サービス(乗船前に要予約)を利用することが可能です。さらにステイ後、最寄り駅までの無料送迎も行っているのは徒歩乗船客にとってありがたいサービス。

「やまと」、姉妹船の「つくし」とも、2020年春以降に新造船に置き換わり、うち、「つくし」は、需要の大きい泉大津~新門司航路に増便として回される予定です。

レストランは、夕食・昼食とも、カウンターに並んだ料理から好きなものをトレーに載せてレジで精算するカフェテリア形式。料理に定評があるフェリーで、熱々の状態で提供される鉄板焼きや鍋等の料理が人気。外の景色を眺めながら食事ができます。

売店では、パンやインスタント食品、おつまみ等の軽食や船内で必要な日用品等が売られています。また、前日に予約すると、翌朝焼きたてのパンが購入できる予約販売をこのフェリー会社の良いところ。最近は他社フェリーでも見られるようになりましたが、老舗はこの阪九フェリーです。
他に、清涼飲料やアルコール飲料は自販機があり24時間購入可能。持ち込んだインスタント食品を調理できる給湯室もあります。

レストランレストランレストラン

客室は、特等室、1等室(洋室、和室)、2等指定A・B、2等の4クラス。
特等室は、室内にトイレ、洗面所と一体になったユニットバスが付いた最も広い洋個室で、1等室の約2倍の広さがあります。
1名定員の2等指定Aは2等クラスですが、相部屋ではなく、施錠できる扉のついた個室となっています。室内は、ベッドと洗面機能付きのテーブル、椅子、テレビが備わります。窓のないインサイドルームのため窮屈感がありますが、1人で個室利用ができるのは良いところ。
2等指定Bと2等は相部屋で、2等指定Bは4段ベッドにテレビ・洗面所付き。2等は昔ながらの雑魚寝タイプの相部屋で、枕元に個人で使える専用の荷物収納スペースとロッカーがあります。ただし、同社後続船の「いずみ」「ひびき」のようなロッカーの鍵は付いていません。
この他に、トラックドライバー向けの客室が2等指定Bとして販売されることもあるようです。

2等室2等指定A6F中央通路

 

エントランスロビーから船尾の外部甲板続くプロムナード(展望通路)には、椅子とテーブルが並べられ、外の景色を眺めながらくつろぐことができます。
最上階の外部甲板(展望デッキ)は、ファンネル(煙突)以外に遮るものがなくて開放感があり、船内最上階の展望ロビーからの眺めも良いものとなっています。デッキにはテーブルや椅子が置かれていて、外でもくつろげるようになっているのは他社フェリーも見習ってほしいところ。

プロムナード展望ロビー展望デッキ

案内所は、ホテルのフロント的な存在で、部屋に空きがある場合、等級変更も受け付けてくれます。
最上階にある展望浴場(無料)の浴槽は広め。ボディソープやシャンプーも備え付けられており、外の景色を眺めながら湯に浸かることができます。また、浴場とは別に男女別のシャワールームもあります。
他にキッズルーム、ゲームコーナー、カラオケルーム、ペットルーム、100円返却式のロッカー等の設備があります。

案内所自動販売機コインロッカー

 

やまと(2003年就航)
全長195m
全幅26.4m
総トン数13,353t
旅客定員667名
車両積載台数乗用車138台
トラック229台
造船所三菱重工業下関造船所

フェリー

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+

フェリー

PAGETOP
Copyright 1996-2020 Uemura All Rights Reserved.