プール・リドデッキ(左上)
フェリーのプールの数倍の大きさがあり、開閉式の屋根も付いていて、天候に左右されず快適に利用することができます。
ライブラリー(右上)図書館。週刊誌や漫画のようなものは置かれておらず、読んでいると眠くなってきそうな本が多いです。衛星通信を利用したインターネットの閲覧も可能ですが、利用料金は結構高いものとなっています。
スポーツデッキ(左下)
船尾の外部デッキ。相当な広さで床板は本物の木が使われています。フェリーの鉄板とは大きく違うところ。
フォワードラウンジ(右下)
フェリーでいうフォワードサロン。ここはクルーズ客船らしくない簡易な椅子が並んでいました。
ドルフィンホール・ラウンジ
吹き抜けになっていて、1階がダンスホール、2階がラウンジとなっています。他に小さな映画館のようなシアタールームもあります。客室に対するパブリックスペースの面積がクルーズ客船とフェリーでは大きく違います。
ラウンジ
もう一つのラウンジ。「梅」という名前が付いている。おばあさんの名前のよう。
カジノ
日本国籍の船の場合はお金をかけることはできないので、疑似カジノで雰囲気を楽しむ場所。
ブティック
日用品や土産物が買える、フェリーで言う売店。航海中は乗船証を提示してすべて付けにして、下船時に現金かクレジットカードで支払いをする仕組みになっています。
スイートルーム(左上、右上)
最上級クラスの部屋。面積は40㎡で寝室とデイルームの2つに分かれる。こちらの部屋を利用すると旅行代金が3倍ほど跳ね上がる。
デラックスルーム
中間クラスの部屋で面積は19㎡、定員2名。ユニットバスが付き、トイレがウォシュレットになります。
ステートルーム
標準的な部屋。フェリーのような相部屋はなくすべて個室。このクラスでもホテルの部屋くらいの質感。部屋の面積は14㎡でこれを2~3名で利用します。
展望大浴場、洗い場(左上、右上)
海を見ながら浴槽に浸かることができます。質感はフェリーと同じレベル。
ランドリールーム
長い船旅だと洗濯しないわけにはいきません。フェリーと違って洗濯機と乾燥機は無料で利用できます。もちろん、洗剤も無料。アイロンがけができるようアイロン設備も備え付けられています。セルフが面倒な人には有料のランドリーサービスもあります。
フィットネスコーナー
健康器具が置かれている部屋。たっぷり食べる割には運動する機会のあまりない船旅では運動は必須。もっとも、クルーズ客船の旅だと、様々なイベントが頻繁に開催されるので、そちらに参加していれば利用する機会は少ないかもしれません。
全長 | 166.65m |
全幅 | 24m |
総トン数 | 21,903t |
旅客定員 | 607名 |
造船所 | 三菱重工業神戸造船所 |
- にっぽん丸は、2010年に大改装が行われており、ここで紹介している内容から変更されている部分があります。また、船体のカラーリングも変更されています。(2017年追記)