釧路市の浦見地区の住宅街にある、年季の入った民家風の建物。
鹿児島県の奄美出身のオーナーが、下宿だった建物を改装し、北海道旅を楽しむ人のための民宿「休み坂」を開業。
その後、宿を営む傍らでカレー屋「カレーや黒魔術」の営業を始めました。
看板メニューは「極楽スープカレー」。
当初は「タイカレー」の名前でしたが、スープカレーがブームとなり、この名前に変わりました。
タイ風のスープカレーで、スパイスの香りと辛みが効いたスープが絶品。
具材には、鶏肉やピーマン、パプリカ、タマネギ、ナス、シメジ等の野菜が入っています。
これにヨーグルト又はサラダと、食後にココナッツミルクたっぷりのアイスクリームが付きます。
かつては、「曼荼羅カレー」や「チキンカレー」、「やさいカレー」等のメニューもありましたが、時を経て、極楽スープカレーとひき肉カレーの2種類のみとなりました。
ひき肉カレーのほうは、半塾卵の目玉焼きが載ったキーマカレーになります。
2011年には、同じ釧路市内の住吉地区にある、閉館した「ペンションベイヒルズ」跡に宿・店舗とも移転。
そして6年後、2017年12月24日にカレーや黒魔術は閉店し、民宿のほうも翌年2月末に閉館しました。
ここのカレーを食べるためにあえて釧路を経由することもあるくらいお気に入りの味だったのですが…残念。
オリジナル商品「サソリの標本」は、初対面は誰もがびっくりさせられる一品でした。