旅好き作者が訪れた全国の温泉や名所、旅先で見つけた珍品等を紹介

ボッケ(弟子屈町)

ボッケは地中から泥がガスと共に吹き出している「泥火山」で、アイヌ語の「ポフケ(煮え立つの意)」に由来します。北海道では阿寒湖畔にあるものが有名ですが、弟子屈町の硫黄山の周辺にもいくつかあります。人気のない山の中の不毛地帯で、地表面からは硫黄臭のするガスが吹き出していてちょっと不気味な光景です。
ボッケ入口 周囲は硫黄臭と蒸気がたちこめる
吹き出し口。乾燥してひび割れている
水をかけるとボコボコと鳴ります

 

近くにはエゾジカの骨がありました。2頭分あり、どちらも頭部から胴体部分はきれいに残っていますが、脚の部分は付近に散乱していました。キツネのような小動物が屍を食い散らかしたのでしょうか。
エゾジカの骨1 エゾジカの骨2

 

周辺を散策していると人工物を発見。近づいてみると、錆だらけの鉄製の管が地面から突き出ていました。鉄管は地中へと続いています。何かが埋まっているのでしょうか。硫黄山はかつて鉱山として採掘が行われていたので、何かの施設の一部が埋まっているのかもしれません。
管の中を覗くと濁った液体が動いていているよう。液体の中に手を突っ込んでみると熱い。温泉が湧いているのか、それとも、雨水が溜まったものが地熱で温められたものなのかは不明。
ポツンと佇む人工物 中で動いているのは湯。温泉!?

 

屈斜路湖沿いの道道からのここへの案内標識はいくつか立ってはいるものの、山奥なので訪れる人は殆どいません。人がいない代わりに羆がいるような所なので、行くときは最低でも熊除けの鈴を持っていくのを忘れないようにして下さい。(2002年記)

ぶらっと北海道

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