旅好き作者が訪れた全国の温泉や名所、旅先で見つけた珍品等を紹介

伊能大図

今から200年以上前(1800年代)に伊能忠敬と測量隊が全国を測量して日本地図を作成しました。そのうち、沖縄を除く日本全土を214面で描いた縮尺36000分の1の実測地図が「伊能大図」と呼ばれるものです。これまで地図の一部が欠けた状態でしたが、最近になって海上保安庁で新たに4枚が発見され、米国議会図書館で発見された207枚と国内で保存されていた3枚をあわせて214枚のすべてが揃うこととなりました。この地図が全国各地で公開されることになり、中でも全図が公開されるという釧路会場での開催日にたまたま現地に居合わせたので行ってきました。
会場入口。「フロア」展なのです
地図の上に透明なシートが敷かれていて、踏んづけながら見ることができる
これらは伊能中図で、北海道を2枚で描いたもの。誤差を減らすために、道東では雄阿寒岳や雌阿寒岳が目標物として利用されたことがわかる

会場に行くまでは地理好きの人ばかりが集まってくるような催し物だろうと思っていたのですが、行ってみると意外、家族連れや年配の方がたくさん来ていました。ふつうの方(私は!?)もこういうものに興味を持つのですね。展示室に入ると中は体育館みたいなだだっ広い所でした。214枚の地図をつないで日本全図となるわけですから、このくらい広い場所でないと展示することができないのでしょう。飛行機も電子計測器もない時代によくこんなものを作ったものです。(2004年年記)

鉄鎖。これで距離を計測する 像限儀。小像限儀は勾配を、中像限儀(写真)は星の高度を観測することで緯度を計測するもの
伊能大図を2階から見る。半端じゃない大きさ

 

ぶらっと北海道

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