旅好き作者が訪れた全国の温泉や名所、旅先で見つけた珍品等を紹介

鰊御殿(小樽市)

明治から大正にかけて鰊(ニシン)漁が盛んだった頃、鰊漁で財を築いた大網元が莫大な費用をかけて建てた、住居と漁業の作業場所を兼ねた建物(番屋)は鰊御殿(にしんごてん)と呼ばれています。

なかでも、積丹半島の有数の鰊網元であった田中福松が建てた番屋は、最大規模を誇る鰊御殿で、全盛期には網元家族とヤン衆と呼ばれる雇い漁夫100人以上が寝泊まりしていたそうです。
その後、昭和33年に泊村から小樽市北部の祝津地区に移築された後、小樽市に寄贈され、現在は小樽市鰊番屋として一般開放され、建物内では、鰊漁や鰊の加工に使われた道具や、鰊番屋で暮らしていた人々の生活用具、写真等が展示されています。
小樽市鰊御殿 網元家族の居住スペース
鰊御殿と呼ばれる番屋の中には、「銀鱗荘」や礼文島の「桃岩荘ユースホステル」のように宿泊施設として利用されているものもあれば、廃屋として放置されているものもあります。(2006年訪問)
廃屋となっている近江番屋 茨木邸。漁夫用は別棟になる

ぶらっと北海道

ぶらっと北海道

PAGETOP
Copyright 1996-2018 Uemura All Rights Reserved.