旅好き作者が訪れた全国の温泉や名所等を紹介

屈斜路湖畔の野湯群(弟子屈町)

屈斜路湖は、火山の噴火によって地中が空洞化し、それが陥没した所に水が溜まった「カルデラ湖」で、東西約26km、南北約20kmで日本最大のカルデラ湖です。湖には中島が浮かび、湖の西側には和琴半島がありますが、これらも火山で、その頂上部が湖面から突き出ているものになります。

屈斜路湖の地下では、今も火山活動が続いていて、湖畔のあちこちでは温泉が湧き出しています。ここでは、湖畔にある野湯(自然の中にある温泉で商業利用されていないもの)を紹介します。

砂湯

周辺の砂浜を掘ると温泉が湧いてくるのが由来。売店や食事処があり、観光バスが立ち寄る観光スポットであるため、昼間に入浴するのは男性でも難易度が高いです。温泉の熱で、冬も付近の湖の水は凍らないため、集まってくるオオハクチョウの群れを見ることができます。


       

赤湯

湖畔の野湯では唯一内湯と露天風呂がある所。廃業した民宿「赤の湯荘」の湯小屋があった場所にあり、内湯はガラス温室風、露天風呂は湖畔に接するように造られています。鉄分が含まれた温泉の色が赤褐色であることが名前の由来のようです。

池の湯

池のように広い露天風呂。湯温が低いので、気温の高い夏場しか入るのは困難。夏場は、浴槽の底に生えている藻の繁殖が旺盛になるので、滑って転ばないよう注意したほうが良いでしょう。藻が浮かないようにそっと入るのがコツ。

イソ湯

いなせレジャーランド近くにある露天風呂。岩をくり抜いたような形状で、底から湧き出す湯は熱め。屈斜路湖の水を使って温度調整をします。湯面と湖面の高さが同じで屈斜路湖に浸かっているような気分になります。

コタン温泉

古丹(コタン)という集落にあることが名前の由来。岩組みの露天風呂で男女別の脱衣所もあります。近くのアイヌ民芸品店のオーナーが、毎日清掃や湯の管理をしてくださっているので、湖畔にある野湯の中では最も入りやすい。
露天風呂や近くのコタン共同浴場からの湯が湖に流れ込んでいるため、冬も付近は凍結せず、オオハクチョウが集まってきます。餌付けのタイミングに合えば、もぐもぐタイムが見られるかも。

和琴温泉露天風呂

和琴半島の付け根にある三日月型の露天風呂。湖畔にある野湯では最も広い浴槽で脱衣所も整備されています。画像は少し昔のもので、今は生け垣ができて露天風呂の横を通る人から見られにくくなっています。

和琴温泉共同浴場

和琴半島を一周できる散策路沿いにある共同浴場。木小屋の中にあり、男女共同にはなりますがしっかりした脱衣場もあります。浴槽は4~5人が入れるくらいの大きさで、湯は底から温泉が湧き出しているのですが、熱くて温度調節が難しいのが難点。

他にも和琴半島には温泉が湧いている所があり、オヤコツ地獄の湯、ムシの湯、和琴奥の湯、義経岩の湯と呼ばれる、一部の温泉好きが入るようなマニアックなものもあります。

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