青森県青森市にある温泉宿。県南部、八甲田山の麓にある一軒宿は、青森の温泉といえば酸ヶ湯(すかゆ)と言われるほど有名な温泉で、昭和29年には国民温泉第1号に指定されています。

フロント部分は新しいものの、少し奥に入るとそこは昔ながらの湯治宿の風景。旅館部と湯治部があり、湯治部だと1泊素泊まり4,000円代から利用できるので、周辺登山や温泉巡りをする拠点にするのもいいかもしれません。

浴室は内湯のみで、160畳もあるという広い総ヒバ造りの千人風呂がここの特徴。浴槽の底から源泉が湧く「熱の湯」、熱い「四分六分の湯」、頭からかぶる「冷の湯」、打たせ湯の「湯滝」の4種類の浴槽があり、脱衣場は男女別ですが、浴室内は混浴となっています。うち、熱の湯と四分六分の湯には浴槽縁に標識を設けることで男女が入る区画を分けています。

 

館内には男女別の内湯「玉の湯」もありますが、酸ヶ湯に来て、千人風呂に入らなければ来る意味がありません。毎日朝晩2回、女性専用時間帯があるので混浴が気になる女性はその時間に合わせて入るのがおすすめ。(2001、2003年入湯)
酸ヶ湯
酸ヶ湯
所在地青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50(Tel.017-738-6400)
入湯料金600円(玉ノ湯も利用する場合1000円)
日帰り利用時間7:00~17:30(通年営業)
泉質酸性硫黄泉
おすすめ☆☆☆☆☆