群馬県吾妻郡嬬恋村にある温泉宿。スキー場の中にある温泉湯治宿で、冬は積雪のため車で近くまで行くことはできません。宿泊客はスノーモービルが麓まで迎えにきてくれるそうですが、日帰り入浴客にはきてくれるわけもなく、膝くらいまで積もった雪をかきわけ宿へ歩いて行きました。
木造の建物はかなり年季が入っていて、ドアを閉めてもどこかに隙間が空いている状態。浴室は男女別の木製の内湯と岩組みの混浴露天風呂が1つずつあり、どちらも源泉がそのまま掛け流されています。内湯の注ぎ口にはたくさんのサルノコシカケが網に入れられていてそこを通って浴槽に入る「サルノコシカケ湯」となっていて薬用効果があるそうです。
露天風呂は内湯と繋がっていないので、一旦脱衣所から出ることになります。露天風呂の脱衣所へ向かう途中ですれ違った宿のおじさんが「露天風呂の準備できたよ」と言っていたので、グッドタイミング!と思いながら露天風呂に浸かると、冷たい!どうやら周囲に積もっていた雪落としをしたようで、すっかり湯温が下がって水風呂になってました。おじさんの言ったことは間違ってはいないのですが…。 (2005年入湯)
所在地 | 群馬県吾妻郡嬬恋村千俣2401(Tel.0279-97-3152) |
入湯料金 | 700円 |
営業時間 | 10:00~15:00(通年営業) |
泉質 | 含硫黄-マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 |
おすすめ | ☆☆☆☆ |