岩手県花巻市にある温泉。鉛温泉は花巻温泉郷の1つで、深さが約125cmもある立って入る浴槽とふつうの家の2~3階分位もある高い天井が特徴の混浴の「白猿の湯」が有名です。岩をくり抜いたような浴槽の底から湧き出す湯の効能に加え、その深さによる水圧(湯圧)が体の循環器を整え、血行を促進する効果があるのだそうです。私のように座ってのんびり浸かれるほうがいいという人には、館内に「桂の湯」「河鹿の湯」「白糸の湯」「銀の湯」と呼ばれる浴室もあります。いずれも源泉がそのまま掛け流されています。
施設は旅館部と湯治部の建物が隣接していて、館内には自炊用の食材・日用品を扱う売店が2軒あります。湯上がり後、売店のおばさんと話をしていると、最近は自炊せずに食事付きの宿泊パックを利用する人が多いということを聞きました。湯治宿の利用形態も変わってきているようです。(2003年入湯)
所在地 | 岩手県花巻市鉛字中平75-1(Tel.0198-25-2311) |
入湯料金 | 700円 |
日帰り利用時間 | 7:00~21:00(通年営業) |
泉質 | アルカリ性単純温泉 |
おすすめ | ☆☆☆ |