長野県大町市にある日帰り温泉。大町温泉郷では唯一の日帰り施設で、新館「アルプス自然浴の館」と旧館「体験風呂の館」のそれぞれに入浴施設があり、両方を利用することができます。
旧館のほうは、ここ本来の泉質である単純温泉の浴槽の他に、人工的に作られた硫黄泉と重曹泉、食塩泉の浴槽があり、施設の名前のとおり、それらを体験することができます。温泉地なのに他の泉質の浴槽を人工で作る必要があるのか疑問がありますが…。新館のほうは、湯に浸かりながら、山の切れ間からの北アルプスが望めるのが特徴。湯は、ぬるめの湯の入った浴槽のみ源泉掛け流しで、熱めの湯の入った浴槽のほうは、季節によって加温しているとのこと。新館・旧館とも消毒用の塩素剤の臭いが気になりました。
今回は夜に訪れたのですが、新館のほうしか入れず、さらに閉館の10分ほど前にもう空調が止められ、受付のおじさんが片付けをはじめる始末。寒い脱衣所で追い出されるように着替えることになりました。閉館時間まではしっかりやってもらいたいですね。(2005年入湯)
東日本大震災の発生に伴う節電・節エネルギー取組みとして、平日は新館のみの営業となっています。旧館も利用できる休日と入浴料金は変わらないので、休日に行ったほうがお得です。(2011年追記)
所在地 | 長野県大町市平2811-41 (Tel.0261-23-2834) |
入湯料金 | 600円 |
営業時間 | 5:00~21:00(11月~4月末は8:00から。通年営業) |
泉質 | 単純温泉 |
おすすめ | ☆☆ |