やはり12月だけあって寒い。防寒用に持ってきたフリースを1合目に着かないうちにもう着てしまいました。歩いているうちに体が温まってくるかと思ったら、ちっとも温まらず、それどころかさらに寒くなってくる始末。霜で白くなっている周囲の木々がよけいに寒さを感じさせます。
2合目。岩が転がっていて歩きにくい
4合目。周囲が白くなってきた
5合目あたりから視界が開けてきて周囲の山や大浪池がよく見える…..らしい。(笑)
霧が出ていてな~んにもみえません。
登りだしたときとの違いは周囲が白さを増してきていることくらいでしょうか。
6合目。ますます白くなってきた
霧氷がきれい
8合目から山頂までは溶岩の転がる殺風景な道が続く。
このあたりになると遮るものが何もないので、風が直にあたって冷たい、というより痛い。
そうして痛さに耐えて着いた山頂はやはり霧で何も見えませんでした。
8合目。これはもう真冬の景色
霧氷も凄みを増してくる
もう帰るか…..そう思ったとき、冷たい風が霧を押しのけ晴れてきました。
いい眺め!
途中は何も見えない、寒いだけの道程だったけれど、これで帳消しかな。
終わりよければすべてよし、というのはこういうのを言うのでしょうね。(登り1時間、下り30分)
山頂。霧が晴れて青空に
お釜(火口)が見えてきた
高千穂峰が見える 雲と並んだこの写真がお気に入り

硫黄山

登山口近くにある硫黄山(標高1310m)は1768年にできた霧島火山帯の中では最も新しい火山。昭和37年までは硫黄の採掘が行われていたそうで、今でも道のようなものや石垣、何かの施設跡っぽいものが残っています。韓国岳もさることながらこっちのほうも気になります。
硫黄採取場跡。くの字状の道のようなものが見える
焦げたっぽい。何の施設だったのだろうか