道後温泉 道後温泉本館

愛媛県松山市にある日帰り温泉。日本書紀にも登場する日本最古の温泉の一つ、道後温泉。その中核となっているのがこの道後温泉本館で、1994年には国の重要文化財に指定されています。

 

日帰り温泉施設（共同浴場）で、外観、内観とも宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」の舞台となった湯屋のような雰囲気があります。浴室は入湯できる１階の「神の湯」と２階の「霊の湯」、見学のみ可能な皇族専用の「又新殿」があり、どの浴室を利用するか、休憩室を利用するかどうか等で料金が細かく分かれています。

 

いずれの浴室も浴槽、床、壁とも贅沢な石造りとなっています。源泉が掛け流しとはいうものの、消毒用の塩素が少し気になるのは残念なところ。どちらかというと雰囲気を楽しむ温泉です。（1994年入湯）

 

道後温泉本館は、2019年１月より保存工事が始まっており、休憩室は休業中ですが、神の湯は利用可能です。（2019年追記）