長崎県島原市にある日帰り温泉(共同浴場)。温泉街でたまたま入った土産物屋の店員さんにそれぞれの特徴を尋ねてみると「一方は駐車場が広くて新しい施設、もう一方はその逆」とのこと。鄙び系が好きな私が選んだのはもちろん後者のこちらでした。
古い木造の建物の中に入ると脱衣所には木製のロッカー、数十年前のマッサージ機等、どれもかなり年季が入っていて、中にいると数十年、いや、もっと昔にタイムスリップしたような気分になります。浴室は中央にタイル張りの浴槽が2つ並び、その間から源泉と湯温を下げるための水がそれぞれの浴槽に注がれていて、湯温に差がつくように調整されています。駐車場は小さく、慣れない私は車を停めるのに四苦八苦。そろ~りと車をバックさせていると、後ろから「オーライ、オーライ」と声が。ん?と見ると、温泉から出てきた地元のおじさんが誘導してくれているではありませんか。お礼を言って、切り返し、再びバックさせはじめると、またもや「オーライ、オーライ」と声が。ん??今度はまた別のおじさんが…この町に住む人は親切な人ばかりですね。(2003年、2011年入湯)
所在地 | 長崎県島原市雲仙市小浜町南本町7(Tel.0957-74-3402) |
入湯料金 | 150円 |
営業時間 | 6:00~20:00(通年営業) |
泉質 | 塩化物泉 |
おすすめ | ☆☆☆☆☆ |