和歌山県和歌山市にある温泉宿。郊外にある温泉旅館で、強い鉄の臭いがする湯は茶褐色で、加水なし、循環なし、消毒剤投入はなし。源泉の温度が25℃と低いため、冷泉の浴槽以外は加温された湯が掛け流されています。この熱めの浴槽と冷泉の源泉浴槽に交互に入るのが最も効果があるそうで、みなさん実践していました。
泉質の表記からもわかるように、温泉の成分がとても濃いのが特徴で、どの浴槽も縁や周辺の床に温泉の析出物が多く付着して、浴槽の元々の形や材質がわからない状態になっています。和歌山市内にこんな温泉があるとはびっくり。夕方になると地元の人たちで賑わいますが、浴室が広いのでそれほど気になりません。何より昼間だと入浴料が400円高くなるので、時間の制約がなければ17時以降に入るのがおすすめです。(2010年入湯)
所在地 | 和歌山県和歌山市鳴神574(Tel.073-471-3277) |
入浴料金 | 1000円(17:00以降は600円) |
営業時間 | 8:00~23:00(木曜定休) |
泉質 | 含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉 |
おすすめ | ☆☆☆☆ |