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サケあみおこしツアーでサケ漁・水揚げを見学1(斜里町)

斜里町の東端にあるウトロは、世界自然遺産に登録された知床半島のある町として知られていますが、サケの漁獲量が16年連続で日本一の町でもあります。
地元で水産業を通じた地域振興を目指す「ウトロ地域マリンビジョン協議会」では、秋サケ漁の様子を観光船から間近で見学する「サケあみおこし見学ツアー」を「鮭、日本一のまち」PRの一環として、ここ何年か毎年開催しています。

ツアーの行程は、以下のとおり。
 6:00  集合。観光船から秋サケ漁の見学
 7:40  ペレケ新港にて秋サケの水揚げ・荷捌き見学
 8:20  ウトロ漁港周辺の飲食店にて朝食
 9:00  近郊の川でサケの遡上見学
 9:30頃 解散

早朝6時の集合時間にもかかわらず、集合場所には20人弱が集まっていました。
貸与された救命胴衣とインカムを身につけて観光船に乗船。

観光船は、海から知床半島を巡る観光船を運航している有限会社フォックスの「知床世界遺産クルーズFOX号」。
定員50名の大型クルーザーです。

参加者が、手前の黒いクッションを敷いた所に着席すると船は出航。

漁場までは距離があるため、その間、漁師OBの方と地元斜里町役場の森さんから、この先で見学するサケ漁についての説明があります。
インカムを通じて聞こえるため、風や波の音に邪魔されることもなくしっかり聞き取れます。

さすが、元プロ漁師さん。説明がとてもわかりやすい。

途中、観光スポットの通過時には、立ち寄って観光案内もしてくれるというおまけも付いてました。

まずは、フレペの滝へ。
川が海に流れ落ちているものではなく、知床連山に降った雪や雨が地下を通って高さ100mの断崖の割れ目から流れ落ちているものです。
年間を通して水量が少なく、しとしとと流れ落ちる様子から「乙女の涙」とも呼ばれています。

フレペの滝は、知床自然センターから片道20分ほど遊歩道を歩いた先にある展望台(地上)からも観ることができます。

こちらは、東隣の崖の間から海に流れ落ちる滝「男の涙」。
フレペの滝(乙女の涙)よりも水量が少ないことからこの名前が付いているようです。

少し移動して、断崖の割れ目から水が海へ流れ落ちているところへ。
知床五湖の水が地下を通って浸みだしているものです。

漁船を発見。

しかし、網起こしの作業前で、こちらの船のいる場所がよくなかったらしく、駄目出しされてしまいました。
網起こし作業を見せるツアーではなく、漁師がふつうに作業をしている所へ行って観るツアーなので、タイミングが合わなければ別の漁場へ移動します。

象の長い鼻のような形をした巨大な岩。 地元では「象の鼻」とも呼ばれています。

周辺には「クンネポール」が見られます。 アイヌ語で「黒い穴」を意味する、波の侵食によって断崖にできた海食洞です。

こちらは、溶岩が冷えて収縮するときにできた柱状節理の断崖。

カムイワッカの滝。
この滝を遡った所に滝壺が露天風呂となっている知床八景の一つ、カムイワッカ湯の滝があります。

落差が約30mあり、硫黄山の中腹から湧き出た温泉と川の水が混じり、滝となって海に流れ込んでいます。 温泉成分の影響で、周辺の海水は緑がかっています。
滝口付近には、かつて硫黄を採掘していた時の遺跡が今も見られます。

そうこうしている間に、別の網上げ中の漁船の元へ。

一つの定置網は長さが2kmほどあり、身網と呼ばれる魚が溜まる部分が三つあります。
その身網をたぐり寄せて、網の中のサケを集めます。 見学者が立っていられないくらい船が揺れる中、ふらつくことなく作業を行う漁師さん達。さすがプロ!

そして、備え付けのクレーンの力を借りて大きなタモですくい上げ、船のいけすの中へ。 秋の盛漁期には1つの定置網で1日で40t以上ものサケが獲れることもあるそうです。

別の船の網上げを見学した後、ウトロ港へ帰還。

 

 

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