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タマネギ列車(北見市)

北海道は日本一のタマネギの生産量を誇り、国内で生産されるタマネギ約1,200tの半分以上が北海道産です。中でも、北海道の東部にある北見市は、北海道で生産されるタマネギの半分近くを占め、生産量・出荷量とも日本一となっています。

とういうことは、スーパー等で見かけるタマネギの4つに1つは北見産のものということになりますね。

タマネギは、冬に種が蒔かれ、ビニールハウスの中で育てられた後、春に機械を使って畑に植えられて育ちます。

生長して葉が倒れると、「根切り」という作業により土から離されます。
そして、葉が枯れ上がった頃に、トラクターの後ろに付いた農業機械で数列のタマネギが1つに寄せられます。

それを別の機械ででタマネギを拾い集め、葉が付いたままの状態でコンテナに詰められていきます。

コンテナが一杯になると、トラクターが積んできた空のコンテナと入れ替え。

コンテナのたまねぎは、畑の中でシートが掛けられた状態で乾燥されます。

乾燥が終わると、葉を切り落として選果場へ。
選果場では、土落としと磨きがかけられ、大きさごとに選別して段ボール箱に梱包され、出荷されていきます。

タマネギは、収穫シーズンの秋から翌年の春までの間、JR北海道の石北本線の北見から旭川まで臨時運行される貨物列車で輸送されます。
そこから札幌を経由し、海を渡って全国各地へと運ばれていきます。

(Photo:Yamamoto)

この貨物列車は、この北見でとれたタマネギを主に運ぶことから「タマネギ列車」と呼ばれています。
タマネギを積載した貨物はとても重く、機関車1台では石北本線最大の難所である常紋峠を越えることができないため、列車の前に貨物を引く機関車、後ろに貨物を押す機関車を連結(プッシュプル方式)して、峠を越えていきます。列車の前後に機関車を連結しているのは、途中で進行方向が変わるからなのだとか。

(Photo:Yamamoto、Shoot:金華信号所)

かつては1日3往復していましたが、現在は1日1往復の運行のみ。
狙わないとなかなか見れるものではありませんので、北海道旅の最中に見ることができた人は相当運が良いのでしょう。

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