猿島の要塞は東京湾口の守りを固める防御施設として、明治時代中期に明治政府によって建造され、その後の第二次世界大戦中では軍事施設として利用されました。島を横断するように露天掘りとトンネルによる通路が整備されていて、その通路に沿った両脇に弾薬庫や兵舎、司令塔等が並んでいます。いずれも島を彫り込んで造られているため、島の外からは全く見えないようになっています。
この島は、要塞跡等の歴史的建造物がそのまま残っていることから、都市公園にしようと、現在整備が進められています。今は国の所有地ですが、平成18年度には横須賀市に譲渡される予定なんだとか。
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