太平洋フェリー「きたかみ」のパブリックスペースの設備を紹介します。

案内所は、旧きたかみ(初代)と比べるとかなり簡素化されています。
奥に見えるのは売店で、兼務することで合理化。

ちびっこを遊ばせておけるキッズエリアは、エントランスホールの階段下。
階段直下のキッズキャビン内では、人の動きに反応するプロジェクション映像が投影されていました。

テレビコーナー。
背もたれのない椅子ばかりなので、くつろぐのはちょっと無理。
ミニイベント等があれば、ここで開催されるのだと思われます。

航行中も利用できる衛星電話は、100円硬貨のみ利用可。
携帯電話は一部電波が弱くて利用できない箇所もありますが、おおむね利用可なので衛星電話を利用する機会がほとんどありません。

 

コインロッカーは100円硬貨返却式。
相部屋利用の人は、防犯のために貴重品等を預けておくとよいでしょう。

新たに冷蔵機能付きのコインロッカー(有料、200円)は、太平洋フェリーでは初の導入。
商船三井フェリー「さんふらわあふらの」や「さんふらわあさっぽろ」と同じタイプが使われています。

給湯室。
インスタント食品等を持ち込んで船内で食べることもできます。

電子レンジの導入も太平洋フェリー発。
持ち込みメニューの幅が広くなりました。

こちらは車椅子でも利用可能な多目的化粧室。
おむつ交換台と手すり付きトイレが備わります。

オストメイトと多目的シート。

シャワーブース。

船内では航海中もwifiが利用可能です。
ただし、有料で24時間980円(クレジットカード払い)、事前登録も必要。

同社「いしかり」「きそ」ではパブリックスペースのみ利用可能でしたが、きたかみでは個室含めどこでも利用できるようになっています。

授乳室も、太平洋フェリーでの導入は初。

おむつ交換台。

ミルクを温める電子レンジ、お湯の出るシンクもあります。