太平洋フェリー「いしかり」の客室は、個室のスイート(ロイヤルスイート、セミスイート、スイート)、特等客室(洋室、和室)、1等客室(洋室、和室、和洋室)と大部屋のS寝台室、B寝台室、2等和室の6クラスあります。ここでは2等和室とB寝台を紹介します。
2等和室は料金が最も安い大部屋で、部屋の両脇の壁に頭を向けて寝るように各自のスペースが並びます。
乗船手続時に座席が指定される仕組みになっているので、昔のフェリーのように早く乗船しないと自分のスペースがなくなってしまうような心配はありません。
マットレスとキルケット、枕が備品として備わります。
※2022年6月現在、新型コロナ感染症対策として、定員を半数以下にして各自のスペースの間にカーテンが設置されています。
寝るときに頭の位置となるあたりには、「きそ」にはない、隣席との間の仕切り板があり、若干ではありますがプライベートが確保されています。
その仕切り板にはフックが付いていて、小物であれば掛けておけます。
上部は荷物を置ける棚になっています。
こちらも「きそ」よりもスペースが広くなっています。
出入口近くには更衣室もあります。
更衣室の中の様子。
2等和室には女性専用部屋の設定があります。
女性専用部屋区画への入室には専用のカードキーが必要となっており、部屋に入ることのできる人が限定されるので一般区画よりも安心度が高いです。
ただし、部屋数は限定されているので、確実に利用するためには予約は早めにした方が良いでしょう。