北海道室蘭市は10月28日、室蘭と八戸(青森県)航路について、運航する川崎近海汽船(シルバーフェリー)が早ければ年内での休止を検討していることを明らかにしました。

室蘭市によると、休止の理由として、主力の貨物トラック利用の低迷や燃料価格が高騰していること等が休止の理由とのことです。

室蘭発着のフェリーは、2018年6月に10年ぶりの定期便として宮古(岩手県)~室蘭航路が開設されましたが、収益の主力であるトラックの乗船台数が当初見込みを大幅に下回り、2020年3月末で運航を休止。同年4月より八戸(青森県)~室蘭航路に変更していました。

 北海道新聞Web記事

〔追記1〕
11月1日、川崎近海汽船(シルバーフェリー)が航路休止に向けた関係者との協議に入ったことを公表しました。
また、同日1月4日以降の乗船予約が停止されました。

 シルバーフェリーWebサイト

〔追記2〕
12月24日、川崎近海汽船(シルバーフェリー)が2022年2月1日より航路休止とすることを決定したことを公表しました。

 シルバーフェリー航路休止案内