遺構
晴海橋梁(東京都江東区、中央区)
豊洲地区(東京都江東区)と晴海地区(東京都中央区)を繋ぐ春海橋の横に錆び付いた橋があります。「晴海橋梁」や「晴海鉄道橋」と呼ばれる橋で、かつて東京都港湾局が運営する貨物輸送用の鉄道が走っていました。
小樽商工会議所、ニトリの支援を受け「オタモイ遊園地」跡の再開発へ向けた調査を実施
昭和初期に道内屈指の行楽地として賑わった「オタモイ遊園地」の跡地の再開発を検討する小樽商工会議所は、今年3月に家具・インテリア製造の小売業大手のニトリから寄付を受けた5千万円の調査費を活用して現地調査や勉強会を実施。9月下旬には現地視察も行われました。
東大和市、旧日立航空機立川工場変電所の内部公開を10月20日より開始
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため一般公開が見合わされていた、東京都東大和市にある戦災建造物「旧・日立航空機立川工場変電所」について、緊急事態宣言が解除されたことを受けて10月20日(水)から一般公開が行われることになりました。
東大和市、旧日立航空機立川工場変電所の全面公開を8月より予定
東京都東大和市では、現在保存・改修工事を行っている戦災建造物「旧・日立航空機立川工場変電所」を8月より公開を再開する予定をしています。
震洋掩体壕(静岡市)
静岡市清水区の三保松原(みほのまつばら)がある三保半島に残る戦争遺跡。太平洋戦争末期、米軍の本土上陸に備えて、三保にも水上特攻隊の震洋特攻隊「第136震洋隊」がおかれました。
小樽「オタモイ遊園地」跡の再開発について、ニトリが事業化を検討
家具・インテリア製造の小売業大手のニトリの似鳥昭雄会長は3月26日、北海道新聞のインタビューに答え、小樽商工会議所が進めている「オタモイ遊園地」跡の再開発計画について、ニトリグループとして事業化に乗り出す可能性を示しました。
浅川地下壕(八王子市)
浅川地下壕は、東京都八王子市にあり、太平洋戦争末期に旧日本陸軍によって掘削。中島飛行機株式会社(スバルの前進)の武蔵製作所の疎開先として、零戦等の軍用機のエンジンを作るために使われました。
赤山地下壕(館山市)
海上自衛隊館山基地(千葉県館山市)のすぐ南側に、「赤山」と呼ばれる標高約60mの小高い山があります。1944年(昭和19年)以降に館山海軍航空隊によって、この山の地下に掘られたとされるのが「赤山地下壕」。総延長約1.6kmと全国的にも大きな壕で、壕内には発電所や病院施設等があったと言われています。
旧日立航空機株式会社変電所(東大和市)
西武鉄道の小川駅~玉川上水駅間は、かつては小川駅から日立航空機株式会社の立川工場までの専用線として使われていたものです。
日立航空機株式会社(旧・東京瓦斯電気工業株式会社)は、1938年に建設された航空機のエンジンを製造する軍需工場で、受電した電気を変電し工場内に供給していたのが、こちらで紹介する「旧日立航空機株式会社変電所」です。太平洋戦争時にアメリカ軍の攻撃を受け、機銃掃射や爆弾の炸裂により外壁に無数の穴が開いているのが特徴。