株式会社商船三井は22日、グループ会社の商船三井さんふらわあが運航する、大洗~苫小牧航路初のLNG燃料フェリー「さんふらわあ かむい」が就航したことを公表しました。

既存船「さんふらわあ だいせつ」のリプレースで、主にLNG燃料を使用する高推進率エンジンの搭載に加え、斜め向かい風から受ける揚力を推進力として活用する「ISHIN船型」(※)や、省エネ装置「ステップ(Spray Tearing Plate)」等の最新技術を採用することにより、既存船に比べCO2の排出量を約35%抑えることを可能としています。

※船首・船側方向からの風圧を低減する形状により風の流れをスムーズにし、斜め向かい風から受ける揚力を推進力として利用する船型

また、「さんふらわあ だいせつ」と比較して、貨物車両の積載スペースを拡張し、客室の全室個室化やウィズペットルームの新設、フィットネスルーム、キッズスペース、プロムナード、展望浴場、サウナ等のパブリックスペースを充実させています。

2025年初夏には姉妹船「さんふらわあ ぴりか」の就航が予定されています。

エントランス

展望浴場

客室(スーペリア ウィズペット インサイド)

客室(コンフォートSツイン)

画像提供:株式会社商船三井

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