ノシャップ海流水族館探検は続きます。
こちらはタッチプールと呼ばれるL字型の水槽。
職員の手作りのものだそうで、中入っているウニやヒトデに自由に触れることができます。
水から出すと絵に描いたようなウニですが、
水に浸けると移動するときに使う管足を出します。
宮崎駿アニメのススワタリ(まっくろくろすけ)が歩くときのイメージでしょうか。
タッチプールを進んだ先にあるのが稚内周辺の生き物コーナー。
こちらはマナマコの水槽。
水槽の上には説明書きが。
水槽の下を見ると…美味しい食べ方!?
食育も兼ねているようです。
キタムラサキウニ。
タッチプールのよりも管足をたくさん出しています。
うんうん、採れたてを食べるのが一番ですね。
ツブ貝。
寿司でよく食べますが、焼いても美味いようです。
水量90トンの回遊水槽を泳ぐホッケ。
生き物というより、食べ物が泳いでいるように見えてきました。
出口近くには電気ウナギがいました。
電気ウナギは目がほとんど見えないため、餌を食べるときや敵から身を守るときに電気を出して相手を麻痺させます。
水槽奥の電球が、ウナギが出す電気の電圧に応じて光る仕組みで、400ボルトで青が全灯し、600ボルトで黄色が、800ボルトで赤が全灯するそうです。
が、しかし…省エネのためお休み中とのこと。
省エネのときこそがんばってもらわないと…。
水族館の隣には、稚内市青少年科学館があります。
南極観測や環境に関する多数の展示のほか、昔懐かしいイライラ棒を楽しめるコーナー等、ちびっこ向けの体験がいろいろあります。
これだけ楽しめて、水族館と科学館の入館料がセットで大人500円、小人100円は安いです。
近くの稚内温泉「童夢」。
浴室は海側が全面ガラス張りになっていて、海の向こうの利尻岳が望めます。
日本最北端の温泉ということで、入湯証明書を販売していました。
購入した人にはもれなく入浴剤がもらえる…というより入浴剤買ったら証明書がもらえる??
日が沈む時間帯だったので、再びノシャップ岬へ。
ノシャップ岬は夕日を見にきた人たちで一杯。
そこからでなくても夕日は見られますよー。
現在のノシャップ岬は、数十年前に移設されたもの。
個人的には、かつてあった、水族館裏手の灯台付近のほうが、岬っぽさがない「ノシャップ岬」らしく感じます。
稚内市街の夜は早く、あっという間に食事ができる店が閉まっていき、開いているのは居酒屋がほとんど。
その居酒屋も人が集まりどこも満席…食事を摂るのに難儀しました。
道の駅わっかないにて車中泊。
(続く)