旅レポートは一休みして、今回は「らべんだあ」ネタです。
3月の見学会で気づかなかった点等を紹介します。
同じ新日本海フェリーの敦賀~苫小牧航路の「すずらん」「すいせん」にあった、給湯器と立ち食い机が備わったカップ麺コーナーが「らべんだあ」ではなくなっていましたが、外部甲板に移っていました。
また、船内に複数あった給湯室はなくなり、写真の外部甲板の給湯器のみとなっていました。
もっとも、個室を利用する場合は、室内に急速湯沸かしポットがあるので不便に感じることはないと思います。
レストランに新設された鉄板焼きコーナーのほうは…..。
この鉄板で焼かれた料理が提供されることを期待していましたが、そういうことはなく、料理を陳列する場所になっていました。せっかくの新設備なのでうまく活用してもらいたいですね。
同社従来船では、レストランの食べ終わった食器等は、テーブルにそのまま置くと従業員が回収してくれていましたが、「らべんだあ」では、各自で食器回収口へ返却するようになっていました。
セルフ返却については、レストラン内に掲示はなく、知らずにテーブルに放置して退出している人が多く見られました。セルフ返却を求めるのであれば、利用者にわかりやすい周知をしたほうが良いと思います。
高級な食事処「グリル」の窓は、営業時間中もカーテンがかけられ、外の景色が見えない状態でした。
プロムナードを通行する乗客の視線が気にならないようにしているものと思われますが、外の景色を眺めながら食事ができるレストランよりもグレードの高い施設なので、利用者は割にあわなく感じる部分かもしれません。
カフェスペースは、営業時間外も自由に利用できるよう開放されていました。
アピールされていませんが、ネットギア製のwifiアクセスポイントが全部で47台設置されていて、外部甲板を含めた船内のどこでもwifi利用が可能となっています。船内での映画上映もこのwifiを使っての配信が考えられているようです。
wifiを利用するためには、事前にネットに接続して登録手続きが必要とのことなので、電波が届く所で早めに登録手続きをしておく必要があります。
なお、衛星通信利用ではないため、陸から離れて電波が届かない場所では、wifiを利用したインターネット接続はできません。
最上階に並ぶdocomoのアンテナ。
右舷側の外部甲板。
見学会にはなかった、椅子やテーブルが並べられていました。
固定されていないので、常識の範囲ではありますが、移動させて利用することが可能です。
上等級のプライベートテラスのパブリック版みたいな感じですね。
見学会時点ではなかった設備。その後設置されたようです。
ドッグランでペットを遊ばせているときに飼い主が日差しを避けて座れるスペースです。
こちらも見学会では公開されていなかった設備。
コインランドリーで、洗剤も自販機で売られています。
気になった点としては、5階のエレベータからスモーキングルームあたりでディーゼルエンジンの排気ガスの臭いが常時するのが気になりました。排気ダクトから漏れているのでしょうか。
臭いで船酔いが助長されることもありますので、次回のドック入りの際に点検、必要に応じて改善してもらいたいですね。