2021年に横須賀~北九州航路の開設に向けた準備を進めているSHKグループが、同航路に就航させる新造フェリーの発注をするとの情報が出ました。簡単にまとめると…
・三菱重工業長崎造船所で2隻を建造 ・この2隻で深夜発翌日夜着のデイリー運送を実現 ・新日本海フェリーに随時搭載を進めているスクラバー(排ガス浄化装置)を同様に搭載 ・1隻目は2021年春、2隻目は2021年6月頃の竣工予定 ・旅客サービスは、新日本海フェリーで行っている船内サービスと同様のものを提供する意向 ・車両積載台数はトラック170台
日本海側で現在使用されているフェリーが転用されるのかと思ったら、新造船になるようです。 太平洋側のフェリー会社と競い合うか、それを超えるフェリーになることを期待!
(2019年9月24日追記) 本日、三菱重工業株式会社が、新日本海フェリー株式会社から大型高速フェリー2隻を受注し、長崎造船所で建造することを公表しました。 新たな情報を整理すると…
・全長:約222.5m、全幅:25m、深さ:20.4m、喫水:7.4m
・総トン数:約1万5,400t ・旅客定員:268人
・車両積載台数:乗用車約30台、12mトラック約154台
・客室区画に3層吹き抜けのエントランスとシースルーエレベーター装備
・展望浴場には露天風呂付き ・レストランのほか、バーベキューコーナーあり