※「さんふらわあふらの」と「さんふらわあさっぽろ」は姉妹船(同型船)なので、客室や船内設備は同じです。ここでは主に「さんふらわあさっぽろ」の画像を使用して紹介しています。

商船三井フェリー「さんふらわあふらの」「さんふらわあさっぽろ」の客室は、スイート、プレミアム、スーペリア、コンフォート、ツーリストの5クラスあります。ここでは、プレミアムと呼ばれるグレードの客室を紹介します。

プレミアムは、少し前までは特等室と呼ばれていた部屋で、グレードとしては上から2番目になります。
スーペリアと比べて、部屋が広くなり、トイレ・洗面所一体型のユニットバス付きにグレードアップ、専用バルコニーが付いていることが大きな違いです。

出入口ドア方向。ベッドが2つ並びます。

 さんふらわあふらの、さっぽろ183          スーペリアのベッドよりも幅が広くなり、枕も2種類になります。

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窓側方向。窓際をソファベッドを使うと、最大3名で利用することができます。

さんふらわあふらの、さっぽろ183

テーブルと椅子、茶器セット、液晶テレビが備わります。
椅子横は小型の冷蔵庫。

さんふらわあふらの、さっぽろ184

専用のバルコニー。
関西~大分航路の「さんふらわあごーるど」「さんふらわあぱーる」のバルコニーと同じように、船の両端にあるのではなく、少し奥まった位置にあります。端にあるタイプより、真下方向の視界が狭くなりますが、海面を見ることもないでしょうから、特に問題ありませんし、こちら配置のほうが航行中にバルコニーに入ってくる風量が少ないので良いです。

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バルコニーには、金属製の小さなテーブルとリクライニングチェアが。
置かれているのは7~9月の夏期のみなので、プレミアムの利用を検討する場合は乗船する時期も考えたほうがよいでしょう。デッキの床は、木が敷かれているのではなく、鉄板に木を敷いたような模様の塗装がされているだけです。

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バルコニー用の照明もあるので、夜も利用が可能。
空を見上げると無数の星を楽しめます。

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こちらがユニットバス。左のドアに隠れて見えませんが、左手に浴槽があります。
ビジネスホテルのそれと同じです。

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新日本海フェリーよりも部屋面積は小さいものの、いたせりつくせりの備品と快適なバルコニー。スーペリアと比べると割高になりますが、一度は利用してみることをお勧めします。

プレミアムルームにはバリアフリータイプの部屋もあります。
出入口のドアは、車椅子でも通りやすい幅広スライドドアが。

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出入口から見る室内の様子。
安全性を考慮しているのか、スーペリアより窓は大きいものの専用バルコニーはありません。

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定員は3名。最大人数で利用する際は、窓際のソファをベッドとして使います。
通常タイプよりベッドの間隔が広めにとられています。

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ベッド脇に掛けられたリモコンの操作で電動リクライニングも可能。

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窓際のソファは、普通のプレミアムと同様でソファベッド。
最大定員の3名で利用するときはベッドとしても利用します。

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ベッドと反対側の壁際には、クローゼット、化粧台、テーブルが並びます。
テーブルには茶器セット、冷蔵庫、椅子、液晶テレビ等が備わります。

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こちらはバス・トイレルーム。
出入口は幅広のスライドドアで室内も通常タイプよりかなり広くなっています。

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バリアフリータイプの客室は、ネット予約はできないので、予約センターに電話で予約する必要があります。