船内では、レストラン、グリル、カフェの3カ所で食事ができます。
こちらはレストラン。
「すずらん」「すいせん」では船尾3面オーシャンビューだったレストランは、らべんだあでは右舷側、細長い形状になっています。
カウンターに並んだ料理から好きなものをトレーにとって精算するカフェテリア方式。
刺身と書かれた案内板のあるところにパンやワインが並び、サラダバーのところには魚介類が。
案内板の置き間違いではなく、何か狙っているのでしょうか。
レストランで気になった新設備がこれ。
これまでの新日本海フェリーの船にはなかった鉄板焼きコーナーが。
阪九フェリーの人気メニューの鉄板焼きみたいな焼きたての料理が提供されるのでしょうか。
期間限定(2017年は8月1日~20日)となりますが、外部甲板でバーベキューコーナーが開設されるそうです。
屋根付きなので、雨を気にせず楽しめます。
こちらはグリル。
予約制、昼食約3000円、夕食約5000円という高級食事処で、コース料理等が食べられます。
スイートルームを利用すると、乗船期間中、ここでの食事がサービスで付いてきます。
「すずらん」「すいせん」では左舷の窓際にあったため、窓から外の景色が眺められましたが、らべんだあでは間に通路があり、窓も磨りガラスとなっているため、外の景色が見えなくなっています。
こちらは軽食が食べられるカフェ。
新日本海フェリーの他の船に比べてこじんまりとし、席も密集したものになっています。
こちらは売店。
発着港の土産物や菓子、おつまみ、飲料、日用品等が売られています。
「すずらん」「すいせん」よりも品揃えが少なくなっているような気が。
〔追記〕
見学会用の展示だったようで、就航後の売店は、しっかりとした品揃えになっています。
そして自販機。
冷凍食品やアルコール類、清涼・炭酸飲料、アイスクリームが売られています。
「らべんだあ」では、船内の給湯室は廃止され、代わりに、外部甲板のバーベキューコーナーに1カ所、給湯器が置かれるようになっています。
「すずらん」「すいせん」で新設されたカップ麺コーナーも「らべんだあ」では廃止。
インスタント食品は臭いが強いので、船内パブリックスペースで食べてもらいたいくないということなのでしょう。
給湯器を外に置いて、外で食べてもらうよう促す試みは評価。
なお、個室利用の場合は、各部屋に急速湯沸かしポットがあるので、ここまで湯をとりにくる必要はありませんし、個室内で自由に食べることができます。