まずは「ゆ」の暖簾の掛かる浴室から。
乗船してから深夜1時30分まで(敦賀行きは0時30分)、翌日は朝8時から18時まで入浴可能なのは旧船と同じ。
暖簾をくぐると脱衣所。
靴を履いたままで見学できるよう、ビニールシートが敷かれていました。
従来船では窮屈に感じましたが、2倍以上の広さになっています。
脱いだ服を入れる100円返却式のコインロッカーは脱衣所の中央に配置され、片面15箇所、両面で30箇所もあります。
洗い場のほうは、年配の人が利用する際に補助となる手すりを個々に設置。
そこに仕切り板を付けることで隣の人のシャワーの水や泡が飛んでくるのを防ぐ効果も。
海を眺めながら浸かれる浴槽。
大きさは、あかしあ、はまなすと同じくらいか、少し小さい感。
洗い場と浴槽の間はかなり広くなってます。
その奥にあるのがサウナ。
画像左側に窓がついていて、露天風呂を通して外の景色が見られます。
サウナの隣にあるのが露天風呂。
船内に露天風呂があるのはフェリーでは初めてなのだそうです。
海側の壁が透明アクリル板、天井は吹き抜けの構造。
そのため、従来船では客室中層か下層にあった浴室が最上層に配置されています。
露天風呂を外から見るとこのような感じ。
なので、出港するまでは男湯の露天風呂に入るときは気をつけて。
ターミナルの高さでは無理なので、模型で上から見下ろした様子。
期待の設備ですが、冬は閉鎖、オフシーズンは湯が入っていない…..となってしまわないかという心配も。
これらサウナと露天風呂が浴室内に設置されたことに伴い、旧すずらん、すいせんの船尾にあったジャグジーとサウナルームは廃止されています。