槇山砲台跡（舞鶴市）

槇山は舞鶴港（西港）を見下ろすように立つ標高483mの山です。

国道175号線を外れ、県道601号線を５kmほど海側に進んだ所に頂上へ続く登山道の分岐点があります。途中、案内板があるのはここだけ。とてもマイナーな山です。



頂上までの道はいちおうアスファルトで舗装されていますが、車が何とか通れるくらい道幅が狭いので、車で行くのはおすすめできません。

途中、道が分岐している箇所が。
左側のきれいな道は自衛隊の通信施設へ続きます。



槇山の山頂へは反対側、右側の道を進みます。
落ち葉や小石が路面を覆っていて滑りやすく、崖側の地盤も弱いので、バイクでも行く場合でも注意が必要。



景色も見えない荒れた道を５kmほど進むと山頂に到着。
頂上には、若狭湾方面と舞鶴港（西港）方面のそれぞれにパラグライダーの離陸台が設置されています。



こちらは舞鶴港側。
離陸台からの眺めは抜群。飛ばなくても十分景色を楽しめます。



滑空台を少し奥に進むと遺構が現れます。
大日本帝国陸軍（旧日本陸軍）によって明治30年代に造られた「舞鶴要塞」の一部である「槇山砲台」の遺構です。





遺構の階段を上ったところにパラグライダーの滑空台が。
昼寝したくなるような場所