東京都
浅川地下壕(八王子市)
浅川地下壕は、東京都八王子市にあり、太平洋戦争末期に旧日本陸軍によって掘削。中島飛行機株式会社(スバルの前進)の武蔵製作所の疎開先として、零戦等の軍用機のエンジンを作るために使われました。
旧日立航空機株式会社変電所(東大和市)
西武鉄道の小川駅~玉川上水駅間は、かつては小川駅から日立航空機株式会社の立川工場までの専用線として使われていたものです。
日立航空機株式会社(旧・東京瓦斯電気工業株式会社)は、1938年に建設された航空機のエンジンを製造する軍需工場で、受電した電気を変電し工場内に供給していたのが、こちらで紹介する「旧日立航空機株式会社変電所」です。太平洋戦争時にアメリカ軍の攻撃を受け、機銃掃射や爆弾の炸裂により外壁に無数の穴が開いているのが特徴。
東大和市、旧日立航空機立川工場変電所の内部公開を10月20日より開始
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため一般公開が見合わされていた、東京都東大和市にある戦災建造物「旧・日立航空機立川工場変電所」について、緊急事態宣言が解除されたことを受けて10月20日(水)から一般公開が行われることになりました。
こどもの国 弾薬庫跡(横浜市、町田市)
こどもの国は、神奈川県横浜市と東京都町田市にまたがる総合公園で、1959年(昭和34年)の皇太子殿下(現・上皇陛下)の御結婚を記念して国民から寄せられたお祝い金を基金として、1965年(昭和40年)5月5日(こどもの日)に開園しました。
勝鬨橋(東京都中央区)
勝鬨橋(かちどきばし)は、東京都中央区にある隅田川の最も下流に架かる橋です。1940年(昭和15年)に完成した築地と月島を結ぶ全長246mの橋で、大型の船が通過できるよう、中央の44m部分がハの字状に跳ね上がる可動橋(跳開橋)となっているのが特徴。
東大和市、旧日立航空機立川工場変電所の全面公開を8月より予定
東京都東大和市では、現在保存・改修工事を行っている戦災建造物「旧・日立航空機立川工場変電所」を8月より公開を再開する予定をしています。
晴海橋梁(東京都江東区、中央区)
豊洲地区(東京都江東区)と晴海地区(東京都中央区)を繋ぐ春海橋の横に錆び付いた橋があります。「晴海橋梁」や「晴海鉄道橋」と呼ばれる橋で、かつて東京都港湾局が運営する貨物輸送用の鉄道が走っていました。
遊就館(東京都千代田区)
東京都千代田区にある靖国神社へ。境内にある軍事資料館「遊就館」は、戦死者の遺品や明治維新以降の近代史が学べる22部屋の展示室と2つの映像ホールから構成されています。
北王子線跡の線路等撤去工事が開始(東京都北区)
東京都北区、都心に残る廃線跡は、かつてここにあった日本製紙の北王子倉庫に貨物を輸送するために、東北本線から引き込まれていたJR貨物(日本貨物鉄道)の専用線跡です。
調布飛行場(調布市)
調布飛行場は、1939年(昭和14年)に当時の東京府が、畑や山林を半ば強制的に買い上げ建設に着手、1941年(昭和16年)に公共用飛行場「東京調布飛行場」として開設されました。基礎工事には府中刑務所の受刑者等が動員されたそうです。