客室紹介最後はバリアフリー対応部屋です。
ツーリストSとステートルーム、デラックスルームに設定があります。
いずれも間口が広く、ドアはスライドタイプになっています。
まずはツーリストS。
2区画それぞれに1室、通路から入ってすぐのところにあります。
通路からツーリストS区画へ入る2箇所のドアのうち、この部屋に近い側のドアはスライドタイプとなっています。
一般のツーリストSの仕切りドアと異なり、上下に隙間がありません。
画像では確認できませんが、室内は両脇にベッドが1つずつ配置され、中央に車椅子を固定できるスペースがあります。
ベッドまわりには手すりが付いています。
次は、ステートルーム(船室呼称はステートルームH)。
2名部屋のみで、室内トイレもスライドドア。
幅は一般のステートルームの2倍近くあり、窓も2つ、窓の下に車椅子を固定するスペースがあります。
しかし、ツーリストSのようなベッド周りの手すりはありません。
ステートルームの隣にはバリアフリー浴室が、
向かいにはバリアフリートイレが配置されており、移動量が少なくてすむようになっています。
浴室、トイレのドアとも押しボタン式の自動ドアとなっています。
見学会時は施錠されていたため、中は確認できませんでした。
そして、デラックスルーム(船室呼称はデラックスルームH)。
こちらも一般のデラックスルームよりも幅がかなり広くなっています。
ただし、テラスは付いていません。
ベッド足元部分が高い位置まで伸びていて手をかけられるようになっています。
室内の浴室もバリアフリータイプ。
浴槽に入りやすくする移乗台も備え付けられています。
客室外の通路の幅は広く、手すりが付いていて、要所要所にはピクトグラムによる館内案内が掲示されています。
レストランや展望浴室は別の階にありますが、船内にはエレベータがあるので、車両甲板を含め階段を使わなくても移動できるようになっています。