勝鬨橋(かちどきばし)は、東京都中央区にある隅田川の最も下流に架かる橋です。
1940年(昭和15年)に完成した築地と月島を結ぶ全長246mの橋で、大型の船が通過できるよう、中央の44m部分がハの字状に跳ね上がる可動橋(跳開橋)となっているのが特徴。2007年(平成19年)には国の重要文化財にも指定されています。
当初は1日に5回、各20分の間開橋していたそうですが、船舶の通行量が次第に減少、逆に晴海橋を通行する自動車の量が増大し、開閉すると交通の妨げになることから、1970年(昭和45年)を最後に開閉されなくなりました。1980年には可動機械への送電も停止され、現在は可動部も固定されています。
橋の中央部には橋の継ぎ目が確認できます。
ここを境に跳ね上がっていました。
歩道橋脇に残る信号機は、橋を跳ね上げる時に歩行者の通行を規制するために設けられたもの。