商船三井フェリー新造船「さんふらわあふらの」船内見学会2

商船三井フェリー株式会社の新造船「さんふらわあふらの」の船内での気づき事項を紹介します。

まずは客室から。客室は、スイート、プレミアム、スーペリア、コンフォート、ツーリストの5種類があり、運賃はスイートが最も高く、ツーリストが安くなります。

同じ北海道航路の新日本海フェリーではこのクラスの部屋は廃止されていますが、こちらは新造船でも3部屋設けられています。繁忙期に多くの人を乗せてしっかり商売しなくちゃ、という感じでしょうか。

以下の画像は、新たに導入されたバリアフリータイプのツーリスト。
ドアが自動ドアとなっていて、ドア横の壁のスイッチを押すと扉が奥に開くようになっています。

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部屋の中から出入口を見ると、船内放送のボリュームコントローラが。
個室では常設されている設備ですが、相部屋にあるのは初めて見ます。

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室内の様子。
マットレスとキルケット、枕が備え付けられ、壁にハンガー、天井近くに荷物を収納できる棚があります。

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区画が割り当てられていて、上半身が目一杯隠れるカーテンが付いています。
下の画像がカーテンを目一杯引いた状態。

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枕元の壁には小さなテーブルと立ち上がりの負担を補助する取っ手付き。
取っ手は入浴で濡れたタオルを干すのにも使えそうです。
取っ手とテーブルの間には、電源コンセントも付いていました。

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続いて、「コンフォート」は上下2段のベッドタイプの大部屋。
他社フェリーだと、上段ベッドと下段ベッドとは別の通路から入るようになっていますが、この船では同じ入口。
別になっているほうが、他の客と顔を合わせる機会が少なくて良いのですが…。

上段ベッドは手前に頭がくるように寝て、下段ベッドは奥に頭がくるように寝る造り。
最上段の下にある穴は脱いだ靴を収納しておくスペースです。

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下段ベッドの靴はベッド下に収納。

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ベッドスペース内にはハンガーが2個付いています。

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枕元の壁に室内照明、照明下部にはスマホ等の充電ができる電源コンセント付き。
その下にはテレビのリモコンが置かれ、壁にはスピーカーが埋め込まれています。

イヤフォン端子もあるので、イヤフォンを持参すれば周囲を気にすることなく、夜もテレビが楽しめます。
隣に小さな鏡と小物が置ける棚、さらに奥には空調ダクトが付いています。

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足元側の壁には液晶テレビがあり、横になったり、枕元の壁にもたれて視聴できます。

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ベッドスペースは、マットよりも少し長く、足元に荷物が置けるスペースがあります。
枕、キルケットに加え、使い捨てスリッパが備えられています。

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コンフォートは、他社フェリーのツーリストS(A寝台)とツーリストA(B寝台)との中間グレード的な内容の部屋になっていて、それでいて利用料金はツーリストSやA寝台と変わらないので割高に感じます。

次はスーペリアクラス。
旧1等室に当たる部屋で、この船では、和洋室タイプ、和室タイプ、洋室タイプ、ペットを室内に持ち込めるウィズペットルームがあります。

個室の共通設備として、空気清浄機(プラズマクラスター)がすべての部屋に置かれていました。
結構な台数あることになりますが、背部のフィルター部の掃除はしっかりされ続けるのか心配。
意外と埃がたまりやすいです、これ。

こちらは4名定員の和洋室タイプの部屋。
ナイトテーブルがただの台で、時計や室内照明の集中スイッチ等はありません。

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ベッド側から入口方向をみたもの。
ウィズペットルーム以外はこの部屋と同じように靴を脱いで過ごせるようになっています。

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ドア手前に仕切りカーテンが付いているのは、開閉時に通路から見えないようにするためでしょうか。
旧・さんふらわあふらのと違って、2段ベッドではなく、2人はベッドを利用し、他の2人は床に折りたたみ式マットレスを敷いて寝るようになっています。マットレスを収納するスペースがないため、就寝時以外は邪魔になりそう。

客室層の最下層(下は車両甲板)にあるので、ちびっこ連れ家族にはこの部屋が向いています。

旧・さんふらわあふらのでは、室内の水回りは洗面台のみでしたが、新造船では1等客室クラスにトイレとシャワーが追加されています。
画像には写っていませんが、左側に洗面台があります。

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トイレとシャワースペースの床は少し段差がついているものの、シャワーカーテンで仕切るタイプなので、シャワーを利用すると、トイレ兼洗面所の床が濡れてしまいそう。

ベッド足元の居間部分には液晶テレビや小型冷蔵庫、湯沸かしポットが備え付けられています。

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入口近くの壁にドレッサー。

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電源コンセントがあるのでここでドライヤーも使えます。
スーペリアの他のタイプも同様の設備・備品となっています。

次は和室タイプ。畳敷きで窓付近も和風仕様。

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新日本海フェリーの「旧・あざれあ」「しらかば」の1等和室並を思い出させる狭さ。

名称は和室ですが、あくまで「和室風」であって、和室ではないため、布団類をしまう押し入れはありません。
そのため、常に布団を室内のどこかに置いた状態で過ごすことになり、実際の広さよりもさらに狭く感じると思います。

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壁にコンフォートと同じ照明。
反対側には壁掛けタイプの液晶テレビがあります。

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こちらは2名定員のインサイドルーム。船の中央にあるため、部屋には窓がありません。
オーシャンビュールームと同じ資材が使われているのか、窓がないのに丸くくり抜かれたデザインになっています。

2段ベッドで、上段ベッドは折りたたみ式。
3名で利用する場合は、左に置かれたソファを可変式のベッドとして利用します。

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液晶テレビがこんな位置に。
下段ベッドから見るには良い位置かもしれませんが、上段ベッドからは見えませんし、居間部分からも見にくい位置にあります。どうしてこんな所に設置したのでしょう??

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各部屋の広さは和洋室13.35㎡、和室、洋室とも8.72㎡で、「らべんだあ」の和洋室17㎡、洋室10㎡と比べるとひとまわり狭くなっています。

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