「さんふらわあふらの」船内見学会の続きです。
新たに導入された「ウィズペットルーム」は、ペットと一緒に過ごせる部屋。
通常のスーペリア運賃に8,000円(見学会時点)の利用料が上乗せされます。
どの部屋も床がマット敷きになります。
部屋の広さは元になっている部屋と同じで、どの部屋もシャワー、トイレ、洗面所が備わります。
こちらは、「スーペリアウィズペットオーシャンビュー」。
名前そのまま、スーペリアでペットも客室で過ごせる海が見える部屋です。
スーペリア和室タイプの床をマット敷きして、チェアベッドを入れたもの。
チェアベッドを変形させると下の画像のようにベッドになります。
こちらは「スーペリアインサイドウィズペット」。
スーペリアインサイドをマット敷きにして、チェアベッドをソファベッドにしたもの。
最後は「スーペリアオーシャンビューウィズペット」。
スーペリアオーシャンビューの床をフローリングにして、プルマンベッドとソファベッドを追加したもの。
プルマンベッドとソファベッドを展開した状態。
ペットルーム。
ウィズペットルームを利用しない場合は、ペットはこちらのケージに預ける(有料)ことになります。
ウィズペットルームから外部甲板に出たところにあるドッグラン。
左舷側と右舷側に2カ所あり、隅には水飲み場と洗い場があります。
次はプレミアムクラスの客室。
旧特等室にあたる部屋で、通常タイプとバリアフリータイプの2種類あります。
専用バルコニーが付いたことが従来のさんふらわあの特等客室との大きな違い。
奥にあるのはソファベッドで最大3名で利用することができます。
スーペリアのベッドよりも幅が広くなり、枕も2種類に。
専用バルコニー。
関西~大分航路の「さんふらわあごーるど」「さんふらわあぱーる」のバルコニーと同じで、船の端から奥まった位置にあるため、端にあるタイプより、視界が狭くなります。
バルコニーは、金属製の小さなテーブルとリクライニングチェアが。
床は木が敷かれているように見えるかもしれませんが、そうではなく木を敷いているかのような塗装がされているだけです。
プレミアムルームにはバリアフリータイプもあります。
通路幅等を広くしているため、専用バルコニーはありません。
入口も車椅子で通りやすいよう、幅広のドアになっています。
開いた状態で固定されていたので確認できませんでしたが、自動ドアと思われます。
バス・トイレルームの入口はスライドドアが使われています。
ベッドは電動リクライニング機能付き。
ベッド脇のリモコンで操作。
左から、クローゼット、化粧台、机が並びます。
プレミアムの部屋の広さは24.04㎡。「らべんだあ」の同クラスの客室「デラックス」(約27㎡)よりも少し狭いです。
客室紹介最後は、最もグレードの高いスイート。
プレミアムに比べてかなり広く、リビングスペースと寝室スペースを柱と大型テレビで区切った造りになっています。
こちらはリビング部分。
全面壁で仕切られていないため、開放感があります。
奥の寝室部分。
スイートになるとクローゼットに扉が付きます。
洗面所とトイレ。
バスルーム。
洗面所兼トイレとの仕切りがガラス張りになっています。
新日本海フェリーや太平洋フェリーのスイートだと窓付きで入浴しながら外の景色が見られますが、この船はインサイドに配置されているため眺めはありません。
専用バルコニー。
椅子とテーブルはプレミアムと同じものが使われていますが、2倍の広さがあります。
こちらも床は木が敷かれているのではなく、それっぽい塗装。
部屋の広さは53.72㎡で、「らべんだあ」のスイート(56㎡)よりも少し狭いですが、元が広いので同じようなものです。