浜頓別町からさらに国道238号線を南下、枝幸町へ。
道の駅「マリーンアイランド岡島」。
船の形を模した外観が特徴の道の駅です。
建物の裏手には、無料で利用できるオートキャンプ場「はまなす交流広場キャンプ場」があるので、車中泊するのなら、道の駅よりもそっちのほうがいいかもしれません。
北海道開発局が作成している、鹿との接触事故防止を啓発する壁新聞。
その名も「ぶつ鹿らない」。
車中泊で利用したのは、道の駅「おこっぺ」のほう。
1989年に廃止されたJR名寄本線の名寄駅跡地に造られた複合施設「ジョイパーク・アニュウ」の一部で、鉄道歴史展示コーナーがあるほか、広場には名寄本線を走っていた本物のディーゼルカーが2両置かれています。
ルゴーサエクスプレス(RUGOSA EXPRESS)と名付けられたこれらの車両は、内部が改装されていて、1両が簡易休憩所(語らいの舎)、もう1両が簡易宿泊所(出会いの宿)になっています。
語らいの舎。
車両のシートがそのまま使われています。
こちらは出会いの宿。
営業期間・時間は、5月から10月末までの間、語らいの舎は9:00~18:00、出会いの宿は16:00~翌10:00、先着10名まで無料で宿泊が可能。
車中泊するより快適かもしれませんね。
国道239号線沿いにある道の駅ですが、住宅街にあり、駐車場も国道から離れているので、車の音は気になりませんでした。
さらに南にある道の駅「オホーツク紋別」。
網走と並び、流氷観光に力を入れている地域で、真夏でもマイナス20度の厳寒体験ができる流氷科学センターが隣接します。
紋別港近くだからか、エンジンを掛けたままのトラックが何台も止まっていました。車中泊場所には向いてなさそう。
近くにある「紋別ベイエリアオートサイト」は、環境清掃協力金400円で、24時間トイレ、シャワーが利用でき、ごみ引き取り特典も付いているのでそちらのほうが良いでしょう。
シャワー施設は、ガリンコ号を模した形。
流氷砕氷船「ガリンコ号1(初代)」。
船の前方下部に4本のドリルがあり、ネジを回すと食い込んでいく「アルキメデスの原理」を利用し、これらを回転させて流氷の上に乗り上げて船の重さで割って突き進む仕組み。
現行のガリンコ号(2代目)は観光用に造られた船ですが、初代ガリンコ号は、アラスカ油田開発のために造られた実験船を、利用終了後に観光用に改造したもの。
客席部の取って付けた感がいいです。
近くの浜で海の中にある謎の鮭のオブジェを発見。
ひょっこり鮭!?
こんなのもありました。
巨大な蟹の爪。
1983年に開催された「流氷アートフェスティバル」で作られたもので、比較対象がないため、わかりにくいかもしれませんが、高さ12m、幅6m、重さ7トンもあります。
以前は流氷の時期になると海に浮かべられていたのだとか。
紋別市って裕福な自治体なのかも…。
(続く)